25日、エンゼルスの大谷翔平投手(24)が右ひじのじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けることが発表された。米大リーグ・カブスのダルビッシュ有、中日の松坂大輔、阪神の藤川球児など、日本球界で活躍後、海を渡った多くの日本人投手が受けた手術だ。

 以前から学生時代における投げ過ぎ、日本とメジャーのボールや登板間隔、マウンドの高さや硬さ、気候の違いなど、その要因を巡るさまざまな議論があることは周知の事実だが、この問題について、都内でインタビューに応じた野球解説者の元木大介氏(46)が言及。学生時代の投げ過ぎに関して「それは原因では無い」と言い切ると、独自の視点でその理由を語り始めた。

 「もちろん、既に議論されているような中4日という登板間隔による疲労の蓄積、ボールの重さや縫い目、マウンドの高さ、気候などの違いはあっても、一番の原因は“球数制限”によるキャンプからの投げ込み不足にあると思います。投手に関しては投げ込みながら肩を作っていくタイプもいる。そこを制限されて、試合で100球を投げたら、それはもたない」

 そう切り出した元木氏は、投手野手に関係なく「選手の体型変化」に着目すると、次のように続けた。

 「投球制限も然り、ランニング量など絶対的な練習量が不足しています。その結果、日本でプレーしていた頃の体型を維持できなくなる選手が多い。体とイメージのギャップが生まれているのに、以前と同じように投げようとするから、それを補うために無意識に無理が生じる。投手でいえば手投げになる。球威が落ちてさらに力みが生じて、最終的にはケガに繋がっている。投手野手に限らず、向こうで長く活躍した選手は、体型の変化が少ない。そのことだけは間違いないと思います」

 大谷の“二刀流”としての復帰は2020年になる予定だが、ファンとしては、どんな形であっても、1日でも長い大谷の活躍を望んでいることだろう。

(C)AbemaTV

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