9月29日は「929(来る福)」という語呂あわせから命名された「招き猫の日」だそう。そこで今回は「ぺットライン株式会社」が男女1000名を対象に行なったアンケート「猫が招いた幸せ調査」をご紹介。果たして猫はどのくらい飼い主に幸福を招いているのでしょうか?

時に夫婦喧嘩の仲裁を行い、家庭円満に大きく貢献!

まず、同調査では猫を飼い始めたことによる「幸福感」を調査。「猫を飼い始めたら幸せな時間が増えた」ことについて、「とてもそう思う」が37.9%、「ややそう思う」が49.6%となっています。合計すると対象者全体の87.5%が程度の差はあれど、猫を飼うことで幸せな時間が増えたと回答しているのです。

猫を飼っていない人には驚きの結果かもしれませんが、飼っている人にとっては「当然」でしょうか?

なぜ幸福感が増えるのか?具体的な回答としては「具合が悪い時、心配そうにそばにいてくれて癒された」「仕事が終わって帰ったら家族よりも先に出迎えてくれて癒される」といった癒し効果、さらには「猫を介して友達が増えた」といったコミュニケーションのキッカケとなっているようです。

さらに、コミュニケーションのキッカケが増えたことで「モテるようになった」と感じる男性も。同調査では男性を対象に「猫を飼い始めてからモテるようになったと感じますか?」と質問したところ、9.5%「とてもそう思う」、19.5%「ややそう思う」と回答。具体的には「猫好きのコミュニティで出会いがあった」「猫の話題が会話の糸口になる」といったことがあり、一部の男性のモテにつながっているようです。

日々幸福を感じてい過ごしたいなら、猫を飼うのが手っ取り早い!?

さらに猫によるコミュニケーションの恩計は、モテだけではありません。同調査では家庭を持つ男女に「猫を飼い始めてから家庭円満になりましたか?」と質問したところ、「とてもそう思う」と答えた人が21.1%。続いて「ややそう思う」と答えて人は52.8%となり、合計するとなんと73.9%が猫を飼い始めて家庭円満になったと感じていることが分かりました。かなり高い割合ですが、その中の具体的な回答は以下の通りです。

「猫のために少しでも帰宅時間を早める」

「夫婦喧嘩をしているとわざと割り込んで仲裁する」

「家族みんなのアイドル。家族間で会話が増えた」

家庭間でのコミュニケーションのキッカケになるのはもちろんのこと、なんと夫婦喧嘩の仲裁まで!猫、優秀すぎます。

猫がかかりやすい「腎・泌尿器」の早期発見は、飼い主による“おしっこチェック”が重要に

しかし猫を飼っているのはいいことばかりではなく、時に心配ごともあります。やはり気になるのは「猫の病気」。同調査では飼い主に「飼い猫がこれまでかかったことがある病気」について質問したところ、以下のような結果となっています。

ひそかに「心の病気」も1.1%が該当。人と同じように、猫も心を病むようです。

「特になし」は45.2%。残りの半数以上は何らかの病気にかかっており、中でも最多は「腎・泌尿器の病気」(28.0%)となっています。どうやら猫は腎・泌尿器の病気にかかりやすい特性があるようです。

同調査によると、腎・泌尿器系の病気の早期発見には「猫のおしっこチェック」が効果的だそう。おしっこする回数や量、おしっこ自体の色やにおいを日々観察し、健康状態の変化に気づいてあげることが大切だそうです。猫で幸福感が増えたと感じるのであれば、猫にはいつまでも元気でいてほしいもの。そのために飼い主のできることは、できるだけあってあげたいものです。

【調査概要】
調査主体 :ペットライン株式会社
調査テーマ:「猫が招いた幸せ調査」
調査対象 :猫を飼っている全国の20~60代男女
有効回答数:1000名
調査期間 :2018年7月31日~8月2日
調査方法 :インターネットアンケート