守護神ノイアーのミスからゲッツェ弟に被弾でバイエルンの開幕からの連勝が5でストップ《ブンデスリーガ》

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バイエルンは25日、ブンデスリーガ第5節でアウグスブルクをホームに迎え、1-1で引き分けた。

前節シャルケ戦をハメス・ロドリゲスの活躍で2-0と快勝して開幕4連勝としたバイエルンは、シャルケ戦のスタメンから5選手を変更。レヴァンドフスキやリベリ、ハメス・ロドリゲスらに代えてワグナーやニャブリ、レナト・サンチェスといったバックアッパーを先発で起用した。

ここまで1勝1分け2敗のアウグスブルクに対し、ゴレツカを左サイドバックに据え、3トップに右からロッベン、ワグナー、ニャブリと並べる[4-3-3]で臨んだバイエルンは6分にカイウビに枠内シュートを浴びたが、12分にショートカウンターに転じたレナト・サンチェスがドリブルで持ち上がってボックス手前から際どいシュートを浴びせた。

しかし、マンツーマンを敷くアウグスブルクの鋭い寄せの前になかなかゴール前のシーンを生み出せない状況が続いた。34分にキミッヒの右クロスからワグナーがヘディングシュートで久々にゴールに近づいたバイエルンは、37分にもレナト・サンチェスがボックス右に侵入してシュートを浴びせていく。

前半終盤にかけてもワグナーやニャブリが決定的なシュートを放ったバイエルンだったが、相手GKルセのファインセーブに阻まれて前半をゴールレスで終えた。

それでも後半からゴレツカに代えて本職左サイドバックのアラバを投入したバイエルンは、開始3分に先制する。ニャブリがディフェンスライン裏に抜け出してラストパス。ボックス内でパスを受けたロッベンがDFを外してゴールに蹴り込んだ。

続く50分にもレナト・サンチェスがブレイク時を彷彿とさせるドリブルでの持ち上がりからGKを強襲するシュートを浴びせて追加点に迫ったバイエルンは、その後、ニャブリに代えてリベリを投入し、勝負を決めにかかる。

そのバイエルンは74分にアラバの直接FKでゴールに迫れば、84分にはリベリがネットを揺らすもオフサイドに阻まれ、2点目を挙げることができない。すると終盤の87分に同点弾を浴びてしまう。右CKのクロスボールをGKノイアーがファンブルしてルーズとなったボールをパウウェレークに折り返されると、ゴール前のフェリックス・ゲッツェに胸で押し込まれた。

結局、昨季までバイエルンに在籍していたゲッツェ弟のブンデス初ゴールでバイエルンはドローに持ち込まれ、開幕からの連勝が5でストップしている。