はい、非モテ。「会話が楽しくない」と言われるのは無意識にブロックしてるから

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どうもあかりです。


会話は知識でするものじゃなくて、態度でするもの。
「話していても面白くない」「いまいち盛り上がらない」と感じる原因は、相手の頭が悪いとか、知識がなさすぎるとか、そういうのじゃありません。問題は態度。


今日は、「モテない」という悩みを抱えている人、好きな人から「楽しくないよ」ということを言われたことがある人の多くに共通している「ブロック」についてお話をしたいと思います。


人の悪口を言っているわけでもない。スマホを触ってばかりいるわけでもない。ちゃんとリアクションもしている。こういう「明らかなNG行動」がないので、一見気がつきにくいのが「ブロック」の問題の根の深さです。


では、「ブロック」とは。そしてその直し方とは。

■■「ブロック=NO」じゃないよ?

まずは、「ブロック」とは具体的にどういう会話スタイルのことを言うのか、実際の例を見てもらいましょう。
「映画とか観るの?」「あんまり観ないかな」
「手料理とか得意だったりするの?」「全然しないんだー」
「普段どんなお店行くの?」「ケースバイケースかなー」


このどれもが、「ブロック」の典型例です。


だけどこれを聞いて、
「そっか。相手が振ってきた話題には全部『イエス』で答えることが楽しい話題の秘訣なんだな」


こう思うのは勘違いです。いいですか。「イエス」か「ノー」かは正直、あまり関係がありません。


「映画とか観るの?」「けっこう観るよ」
「手料理とか得意だったりするの?」「うん、得意だよ」
「普段どんなお店行くの?」「ここだよー(URLぺた)」


こういう「オールYES」のポジティブリアクションでも、その伝え方、言い方によっては十分に「ブロック」になりえます。


じゃあ、「ブロック」って?


すぐに答えを教えるのはなんなので、せっかくですから、ちょっと考えてみてください。ただの「ノー」と「ブロック」とは何が違うのか。

■■会話は「インタビュー」じゃない。「思いやり」だよ

どうでしたか? 何か思い浮かびましたか?
「映画とか観るの?」「手料理とか得意だったりするの?」「普段どんなお店行くの?」
といった質問をしてくる男子の“狙い"を考えてみましょう。これがわかっている人は「ブロック」をしませんし、これがわかっていない人は「ブロック」をします。


この3つの質問の狙いをそれぞれ
「映画とか観るの?」→「好きな映画を知ること」
「手料理とか得意だったりするの?」→「手料理を普段からしているかどうかを知ること」
「普段どんなお店行くの?」→「彼女が行きたいお店を予約すること」
と捉えた人は、少し「ブロック」癖があるかもしれません。


いいでしょうか。恋愛における会話というのは、「インタビュー」じゃないのです。
上の3つの質問の本当の“狙い"は、「会話を盛り上げてもっと仲良くなること」です。これしかないのです。正直、男子はその女子が「普段映画を観るのか」「手料理をするのか」「どんなお店に普段いくのか」なんてぶっちゃけマジでどうでもいいのです


彼はインタビュアーじゃない。質問なんていうのは、それ自体目的じゃなくて、仲良くなるという目的のための手段でしかないんです。


これを踏まえると、
「映画とか観るの?」→「観ないよ。でもなんかおすすめある?あるなら観たいかも」
「手料理とか得意だったりするの?」→「全然ダメ。でも簡単なのから挑戦してみたいんだー」
「普段どんなお店行くの?」→「気分によるかなー。結構フラッとどこでも入っちゃうかも」
などが「ブロック」からもっとも遠い反応のひとつと言えそうです。


別になんと答えてもいい。絶対の正解なんてない。ただ、「会話を盛り上げてもっと仲良くなること」という彼の"狙い"を理解してさえいれば、その返事が「イエス」であろうと「ノー」であろうと、あなたは話していて楽しい人であるはずです。

■おわりに

そして最後に、さっき私から「ノー」と「ブロック」の違いを聞かれて、何か考えましたか?それとも単に「わからないよ」で止まって答えを読みましたか?
少しきつい言い方をすれば、私はみなさんが「答えを導きだすための頭脳の持ち主かどうか」には全然興味がなくて、これを知るために質問をしたわけじゃありません。少しでもこの記事を楽しく読んでほしい(楽しい会話にしたい)と思って聞いてみました。あなたが好きな人との会話でも、こういう場面って実はたくさんあると思いますよ。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)