『プーと大人になった僕』より
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 14日の金曜日に初日を迎え、先週の土日2日間(9月15日〜9月16日)の全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場1位を獲得した『プーと大人になった僕』。もこっとした見た目で実写化され、ふわっとした雰囲気をまとうマイペースなプーに癒される人が続出している。

 世界中で愛されているキャラクター「プーさん」を『ネバーランド』『007/慰めの報酬』などのマーク・フォースター監督が実写映画化した同作は、大人になってロンドンで忙しい日々を送るクリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)が、幼いころの大親友プーと再会する物語だ。14日から敬老の日の祝日だった17日までの4日間で動員44万921人、興行収入5億7,895万円を記録した(数字は配給元調べ)。

 映画の魅力のひとつが愛くるしい見た目のプーと森の仲間たち。実際のぬいぐるみを作ることからスタートしたというマーク監督こだわりの実写プーたちに「みんなもふもふで可愛かった」「癒されちゃいました!」「めちゃくちゃ浄化された気持ち」といった声がTwitterなどのSNSに寄せられている。

 見た目で観客を魅了する本作だが、「何もしないことの大切さ」を訴えるなどプーの小さな口から出てくる言葉は現代人の心にしみる。配給元の発表によると興行の中心は20〜30代の女性が中心だが、週末にはカップル、ファミリーも多数来場。夕方からレイトショーにかけては20代〜30代の男性の姿も劇場にあったという。(編集部・海江田宗)