安倍晋三首相は10月1日を軸に調整する内閣改造で、自民党総裁選を戦った石破茂元幹事長が率いる石破派からの閣僚起用を見送る意向を固めた。安倍首相の憲法改正の考え方に同調することを人選で重視するという。政権幹部によれば、石破派の齋藤健農相は交代させる方針で、河野太郎外相、世耕弘成経済産業相、茂木敏充経済再生担当相は留任の方向とのこと。安倍首相は石破派からの党役員登用も避ける見通しで、党内から反発が出る可能性もある。共同通信が報じた。

首相、石破派の閣僚起用見送りへ 内閣改造、改憲方針への同調重視(共同通信)