山本“KID”徳郁氏(写真:Getty Images)

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18日、プロ格闘家・山本“KID”徳郁氏が癌により死去した。41歳だった。

2000年以降、日本の格闘技ブームを長きに渡って支えた山本氏は、K-1 WORLD MAXやHERO'Sといった舞台で活躍。それまでK-1やPRIDEなど重量級ファイターによるド迫力バトルが主流だった国内において軽量級の戦いにファンを惹きつけた選手の一人でもある。

すると19日放送、日本テレビ「スッキリ」では、山本氏とともに日本の格闘技人気を支え、2005年の大晦日では対戦している元格闘家・須藤元気氏がコメントを寄せた。

「KIDさんがいたから僕も格闘家としてああいう舞台に立てたというのもある。本当にKIDさんあっての日本の格闘技ブームだった」と切り出した須藤氏は、「僕も楽しい格闘時代を過ごせたのは、やはりKIDさんというスターがいたので、僕もそういった場所で戦えました」としみじみ。

コメントの最後には「本当に感謝しています」と感謝の意を伝えるも、「残念ですけど、ゆっくり休んでくださいとしかいえないですね」とどこか寂しそうな口調で語っていた。