ヒット間違いなし!? 実写化してほしい&実写でもみたいマンガ作品8選!
※画像はイメージです(Lewis Tse Pui Lung / Shutterstock.com)
近年の日本映画やドラマでは人気漫画を実写化するパターンが急増。しかもアニメではなく人気俳優を起用した実写化が大ブームとなっています。
しかし漫画の実写化には賛否の声があり、作品の世界観を壊さず見事に実写化を成功する例もあれば、逆に世界観をぶち壊して原作を台無しにしてしまった作品も少なくありません。そのため、自分の好きなマンガが実写化されると決まってもファンは素直に喜べなかったりするのです。
もちろんマンガを実写化するには、実写化のしやすい舞台やストーリーであることは最重要。そもそも実写化しにくい作品では話題にはなるものの、ヒットをする可能性は非常に低くなってしまうことでしょう。
では、一体どんな作品を実写化すれば間違いないのでしょうか。そこで今回は最近の映画やマンガに詳しい3名による座談会を開催。その話を元に、実写化したらヒット間違いない&実写でも見たい作品を8つに絞ってみました。果たしてみなさんの好きなマンガ作品は入っているでしょうか。
・ノジマ(38歳・男性・会社員)
・勅使河原(34歳・女性・ライター)
・のぶ代(27歳・女性・ネットカフェ勤務)
「週刊少年ジャンプ」で2014年から連載中。人類のほとんどが超能力を持つようになった世界で、超能力を持たない「無個性」の主人公が最高のヒーローを目指して成長していく話。2015年には「次にくるマンガ大賞」の「これから売れてほしいマンガ」部門で1位に輝き、週刊少年ジャンプで連載中の漫画の中でも『ONE PIECE』や『HUNTER×HUNTER』に続く人気作品。
「これはマーベル向きだね。難しいだろうけど合同で実写化してほしい」(ノジマ)
「ジャンプ王道作品は手堅く感動作にできる。素材として間違いない」(勅使河原)
「旬の若手俳優を使って豪華に作ってほしい」(のぶ代)
「りぼん」で1991年から1994年まで連載されていた、矢沢あいの出世作かつ代表作。20年以上前の作品ながら、いまだに熱狂的なファンがいる作品です。
「実写化されてないのが不思議なくらい」(ノジマ)
「こんな高校生活を送りたかった。何回読み直しても泣く」(勅使河原)
「最近りぼんの昔の作品も実写化しているので、この作品も続いてほしい。思い入れが強いからキャストに対して厳しい目になるだろうけど、多くの人にもっと知られるべき作品」(のぶ代)
「Cocohana」で2012年から2015年にかけて連載され、2015年には第8回マンガ大賞、および第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した名作。作者である東村アキコ先生の高校時代から漫画家として人気が出るまでを描いた自伝的漫画です。
「アキコが進学して先生のことを忘れ、自分の世界に没頭していくシーンをうまく表現できれば勝ちかな」(ノジマ)
「実話ベースなんだから実写化できないわけない。笑って泣ける感動ストーリー」(勅使河原)
「この作品を読んで、恩師に連絡を取ろうと思った。ぜひ実際に宮崎でロケをして町おこししてほしい」(のぶ代)
2014年から「AneLaLa」「LaLaDX」で連載中。花屋で働く主人公と、大学のミスコンで1位に輝いた女子大生との日常を描いたハートフルコメディ。「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2018」では大賞を受賞しました。
「女子役を誰にするかがポイントですな。演技はそこまでいらず、可愛いだけの女優でいいんだから、キャスティングしやすそう」(ノジマ)
「タイトルが花園君視点ではなく、日和視点なのがいい。『かわいい』というのは見た目だけじゃないなと気づかされる」(勅使河原)
「男子役はなかなかキャスティングが難しそう。オーディションとかで見つけ出してほしい」(のぶ代)
「週刊ヤングジャンプ」で2014年から連載中。明治時代末期の北海道を舞台に、アイヌの残した金塊を巡るサバイバルバトル漫画。アイヌの狩猟や料理、言語などのアイヌ文化が豊富に描写されていて、アイヌ文化の認知度を高めたという点でも評価が高い作品です。
「アニメ化もされたし、そろそろ来るんじゃないかな」(ノジマ)
「原作がまだ連載中なので、完結したら原作を改変せずに忠実な実写化希望」(勅使河原)
「SNSで『もし実写化したら』という配役のイメージが出ていた。イメージ通りだったので、その配役で実写化してほしい」(のぶ代)
「週刊ヤングマガジン」で2017年から連載中で、現在は第一部が完結。推理小説を書くのが趣味のサラリーマンが、娘をDV彼氏から守るために殺してしまう。その男が犯罪組織のメンバーだったため、家族を守るために犯罪組織に立ち向かっていくストーリー。
「ミステリーに見せかけて、家族愛の物語。マンガは男性向けだけど、結構感動する」(ノジマ)
「主人公が普通のオッサンなのに、推理小説の知識でヤクザとやり合うのが知的で面白い」(勅使河原)
「リアリティのある描写が多く実写向き。作者も編集部も実写化を狙っていると思う」(のぶ代)
「ベツコミ」に2017年まで連載され、単行本全15巻で完結。2015年第60回小学館漫画賞少女向け部門を受賞しています。亜姫と薄星の恋も見所ですが、壮大な歴史ロマンとしても読み応えは抜群です。
「歴史モノは手堅いでしょ。完結したばかりというタイミングもドンピシャ」(ノジマ)
「最終話で第一話からのモノローグがしっかり回収された。最初から結末が決まっていたのは見事な展開だと思う」(勅使河原)
「個人的には中国や韓国で実写化してもらって、逆輸入する方が亜国の雰囲気が出ていいんじゃないかと思ってます」(のぶ代)
「裏サンデー」で最近まで連載されていたWebマンガ。バイト未経験の女子大生がおしゃれスーツを着たイケメン達に囲まれ、スーツやアパレルについて学んでいくお仕事コメディです。
「スーツの着こなし方や素材の話、チーフの入れ方とか、勉強になって面白い。実写化すれば話題になりそう」(ノジマ)
「読みながら自分ならどの俳優をあてるか想像してしまう。一人の女の子×イケメン集団という図式がたまらない」(勅使河原)
「スーツ男子に萌える女子は多いですからね。私もそうですが」(のぶ代)
今回リストアップした8作品は確かに人気が高く、実写化が決まれば話題になりそうな作品ばかり。この中から実際に実写化される作品は出てくるのでしょうか。実写化が決まる前に漫画からチェックしておくと、話題になってから優越感に浸れるかもしれませんよ。
また、今回はあくまで3人の個人的な意見です。めるも読者のみなさまも、友人や職場の仲間などと実写化してほしい漫画や配役を語り合ってみてはいかがでしょうか。盛り上がりますよ!
近年の日本映画やドラマでは人気漫画を実写化するパターンが急増。しかもアニメではなく人気俳優を起用した実写化が大ブームとなっています。
しかし漫画の実写化には賛否の声があり、作品の世界観を壊さず見事に実写化を成功する例もあれば、逆に世界観をぶち壊して原作を台無しにしてしまった作品も少なくありません。そのため、自分の好きなマンガが実写化されると決まってもファンは素直に喜べなかったりするのです。
実写化すればヒット間違いないマンガ8選
もちろんマンガを実写化するには、実写化のしやすい舞台やストーリーであることは最重要。そもそも実写化しにくい作品では話題にはなるものの、ヒットをする可能性は非常に低くなってしまうことでしょう。
では、一体どんな作品を実写化すれば間違いないのでしょうか。そこで今回は最近の映画やマンガに詳しい3名による座談会を開催。その話を元に、実写化したらヒット間違いない&実写でも見たい作品を8つに絞ってみました。果たしてみなさんの好きなマンガ作品は入っているでしょうか。
座談会に参加したメンバー
・ノジマ(38歳・男性・会社員)
・勅使河原(34歳・女性・ライター)
・のぶ代(27歳・女性・ネットカフェ勤務)
1,僕のヒーローアカデミア(堀越耕平)
「週刊少年ジャンプ」で2014年から連載中。人類のほとんどが超能力を持つようになった世界で、超能力を持たない「無個性」の主人公が最高のヒーローを目指して成長していく話。2015年には「次にくるマンガ大賞」の「これから売れてほしいマンガ」部門で1位に輝き、週刊少年ジャンプで連載中の漫画の中でも『ONE PIECE』や『HUNTER×HUNTER』に続く人気作品。
「これはマーベル向きだね。難しいだろうけど合同で実写化してほしい」(ノジマ)
「ジャンプ王道作品は手堅く感動作にできる。素材として間違いない」(勅使河原)
「旬の若手俳優を使って豪華に作ってほしい」(のぶ代)
2,天使なんかじゃない(矢沢あい)
「りぼん」で1991年から1994年まで連載されていた、矢沢あいの出世作かつ代表作。20年以上前の作品ながら、いまだに熱狂的なファンがいる作品です。
「実写化されてないのが不思議なくらい」(ノジマ)
「こんな高校生活を送りたかった。何回読み直しても泣く」(勅使河原)
「最近りぼんの昔の作品も実写化しているので、この作品も続いてほしい。思い入れが強いからキャストに対して厳しい目になるだろうけど、多くの人にもっと知られるべき作品」(のぶ代)
3,かくかくしかじか(東村アキコ)
「Cocohana」で2012年から2015年にかけて連載され、2015年には第8回マンガ大賞、および第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した名作。作者である東村アキコ先生の高校時代から漫画家として人気が出るまでを描いた自伝的漫画です。
「アキコが進学して先生のことを忘れ、自分の世界に没頭していくシーンをうまく表現できれば勝ちかな」(ノジマ)
「実話ベースなんだから実写化できないわけない。笑って泣ける感動ストーリー」(勅使河原)
「この作品を読んで、恩師に連絡を取ろうと思った。ぜひ実際に宮崎でロケをして町おこししてほしい」(のぶ代)
4,かわいいひと(斎藤けん)
2014年から「AneLaLa」「LaLaDX」で連載中。花屋で働く主人公と、大学のミスコンで1位に輝いた女子大生との日常を描いたハートフルコメディ。「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2018」では大賞を受賞しました。
「女子役を誰にするかがポイントですな。演技はそこまでいらず、可愛いだけの女優でいいんだから、キャスティングしやすそう」(ノジマ)
「タイトルが花園君視点ではなく、日和視点なのがいい。『かわいい』というのは見た目だけじゃないなと気づかされる」(勅使河原)
「男子役はなかなかキャスティングが難しそう。オーディションとかで見つけ出してほしい」(のぶ代)
5,ゴールデンカムイ(野田サトル)
「週刊ヤングジャンプ」で2014年から連載中。明治時代末期の北海道を舞台に、アイヌの残した金塊を巡るサバイバルバトル漫画。アイヌの狩猟や料理、言語などのアイヌ文化が豊富に描写されていて、アイヌ文化の認知度を高めたという点でも評価が高い作品です。
「アニメ化もされたし、そろそろ来るんじゃないかな」(ノジマ)
「原作がまだ連載中なので、完結したら原作を改変せずに忠実な実写化希望」(勅使河原)
「SNSで『もし実写化したら』という配役のイメージが出ていた。イメージ通りだったので、その配役で実写化してほしい」(のぶ代)
6,マイホームヒーロー(原作:山川直輝 作画:朝基まさし)
「週刊ヤングマガジン」で2017年から連載中で、現在は第一部が完結。推理小説を書くのが趣味のサラリーマンが、娘をDV彼氏から守るために殺してしまう。その男が犯罪組織のメンバーだったため、家族を守るために犯罪組織に立ち向かっていくストーリー。
「ミステリーに見せかけて、家族愛の物語。マンガは男性向けだけど、結構感動する」(ノジマ)
「主人公が普通のオッサンなのに、推理小説の知識でヤクザとやり合うのが知的で面白い」(勅使河原)
「リアリティのある描写が多く実写向き。作者も編集部も実写化を狙っていると思う」(のぶ代)
7,女王の花(和泉かねよし)
「ベツコミ」に2017年まで連載され、単行本全15巻で完結。2015年第60回小学館漫画賞少女向け部門を受賞しています。亜姫と薄星の恋も見所ですが、壮大な歴史ロマンとしても読み応えは抜群です。
「歴史モノは手堅いでしょ。完結したばかりというタイミングもドンピシャ」(ノジマ)
「最終話で第一話からのモノローグがしっかり回収された。最初から結末が決まっていたのは見事な展開だと思う」(勅使河原)
「個人的には中国や韓国で実写化してもらって、逆輸入する方が亜国の雰囲気が出ていいんじゃないかと思ってます」(のぶ代)
8,テラモリ(iko)
「裏サンデー」で最近まで連載されていたWebマンガ。バイト未経験の女子大生がおしゃれスーツを着たイケメン達に囲まれ、スーツやアパレルについて学んでいくお仕事コメディです。
「スーツの着こなし方や素材の話、チーフの入れ方とか、勉強になって面白い。実写化すれば話題になりそう」(ノジマ)
「読みながら自分ならどの俳優をあてるか想像してしまう。一人の女の子×イケメン集団という図式がたまらない」(勅使河原)
「スーツ男子に萌える女子は多いですからね。私もそうですが」(のぶ代)
果たして実写化される作品は出てくるか
今回リストアップした8作品は確かに人気が高く、実写化が決まれば話題になりそうな作品ばかり。この中から実際に実写化される作品は出てくるのでしょうか。実写化が決まる前に漫画からチェックしておくと、話題になってから優越感に浸れるかもしれませんよ。
また、今回はあくまで3人の個人的な意見です。めるも読者のみなさまも、友人や職場の仲間などと実写化してほしい漫画や配役を語り合ってみてはいかがでしょうか。盛り上がりますよ!