地方の珍味で一杯飲みたい! おつまみにしたい〈ローカル缶詰〉3選

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自宅での晩酌中、すぐに食べられる缶詰があると重宝しますよね。最近は味や素材にこだわったものも続々登場していて、缶詰コーナーがかなり充実しているようです。
でもいつものスーパーに売っているおつまみ缶じゃなくて、たまにはちょっと変わったものが食べたい!という人がいたら、ぜひおすすめしたいのが「ローカル缶詰」。地元じゃなければなかなか食べられない珍味や食材が、手軽に、しかもおいしく食卓で楽しめるんです!

今回は缶詰博士こと黒川勇人さんがセレクトした、おつまみにぴったりなローカル缶詰を3つご紹介。どれもとってもユニークだけど、味はバツグンですよ〜!

【1】くじらの和ヒージョ(木の屋石巻水産/宮城県)

まずはワインと合わせたいこちら。和風だしに浸したくじら肉をオリーブオイルに漬け、にんにく、かつお節、干ししいたけなどとともにじっくり煮込んだものです。にんにくの風味とピリ辛味でお酒もすすみます!

 

【2】鯖へしこ油漬(若狭湾観光/福井県)

「へしこ」とは、魚を塩とぬかで漬け込んで作る福井県の伝統料理。こちらはさばで作ったへしこをスライスし、油漬けにしました。独特の香りと熟成されたさばのうまみがくせになります。塩からい味つけで、日本酒や焼酎がグイグイすすんでしまうので、要注意〜!

【3】ほたてしらゆき(みなみや/青森県)

地元・青森県では30年以上の人気を誇るロングセラー缶。陸奥湾で育った新鮮な帆立て貝柱をほぐし、マヨネーズ風調味料であえたもの。その味わいはどこか懐かしい、ほっとする味です。ほぐしてあるのにぷりっとした食感にもおどろくはず。ビールやワインはもちろん、甘めの酎ハイとも相性◎。

これら以外にもおいしいローカル缶詰はまだまだ各地にあるので、お気に入りを探すのも楽しいですよ♪ 
ちなみに缶詰をあたためるときはレンチンじゃなくて缶ごと湯煎にかけるのが缶詰博士のおすすめ。中身がぱさつかず出来立ての味に近づけるんだそうです。
秋の夜長に家飲みをする際には、ぜひぜひローカル缶詰を食卓に添えてくださいませ〜。

撮影/三好宣弘(RELATION) 文/編集部・樋口

『オレンジページ』2018年10月2日号より)