【雑学】ファッション豆知識!チェック柄の歴史を調べてみた!!

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みなさん、どうも!
みなさんは「チェック柄」というと何を思い浮かべますか?
よく目にする「チェック柄」実は様々な種類と歴史があります。
今回は、ファッションにおける豆知識として「チェック柄」について紹介したいと思います。

気になる方は是非ともチェックしてもらいたい(チエックなだけに…)。

【ギンガムチェック】

ホワイトともう1色のカラーで構成された同じ幅が格子状に組み合わされたチェック柄を指します。
ギンガムはマレー語でストライプという意味を表す言葉に由来しています。イギリスのマンチェスターで18世紀中頃に織られたのが最初と言われています。

【タータンチェック】

チェックの代表的な柄で、スコットランドの民族服にみられる大柄の格子模様のこと。タータンチェックは日本での呼び名で、スコットランドでの正しい呼び名は「タータン」あるいは「タータン・プラッド」です。
タータンチェックはレッドカラーの布に、ホワイト、グリーン、イエロー、ブラックなどを様々な幅を格子模様にしたチェック柄のことを指します。
戦争のときに敵と味方がすぐ判別できるようにする目的で作られました。日本で言う家紋や旗のような役割を持っています。
氏族を分けるタータンチェックや連隊用タータンチェックなど、現在でも様々な用途で使われている伝統的な模様です。

【千鳥格子】

千鳥格子は、イギリスで生まれたファッションに欠かせない定番のチェック柄。
千鳥格子はその名の通り、千の鳥が飛んでいるような形が印象的なチェック柄のことを指します。基本的にはブラックとホワイトで構成されることが多いです。
英語ではハウンドトゥースチェックと呼ばれています。ハウンド(猟犬)の歯にその形が似ていることから名づけられたと言われています。 

【グレンチェック】

スコットランドのグレン(谷間)で折られたことからついた名前です。緯糸に濃色2本、明色2本あるいは濃色4本、明色4本を繰り返しで綾織にしてつくった柄で、白や黒、茶などの配色が多く、千鳥格子とヘアラインを組み合わせた柄です。
グレンチェックは、スコットランド発祥のチェック柄。語源は、グレナカート家を表す柄だという説と、アーカート峡谷(グレン)で織られていたからという2つの説が存在しています。

【アーガイルチェック】

スコットランドのアーガイル地方で伝統に使われてきたチェック柄のこと。菱形と細い斜めのラインで作られたチェック柄です。ダイヤのような柄が組み込まれているのが特徴です。正確には、アーガイルプラッドと呼ばれています。

【マドラスチェック】

インドの地方を原産地とするインディアマドラスという平織綿布に見られる多色使いの不規則な大格子柄です。アメトラなどのサマージャケット、シャツ、ショートパンツに多く用いられる柄です。マドラス柄には、クレイジーマドラス、パッチマドラスなど多くの種類があります。

【バッファローチェック】

アメリカ西部のカウボーイや北米カナダの木こりたちに愛用されるシャツやジャケットなどに多用されている大格子柄です。バッファローはアメリカ野牛の意で、もともと野牛狩りの際に誤射されないようにという意味でデザインされた柄になります。5センチ四方ほどの大きさのチェックを指します。バッファロープレイドとも呼ばれています。

いかがだったでしょう?
こちらで紹介した「チェック柄」はまだまだほんの一部ですが、ひとつひとつのチェック柄には名前も歴史もあったのです。

会話のネタにしてみてはどうでしょう?これであなたもおしゃれさん!!

(Written by 元部長from Occ)