中日・森監督、DeNA・ラミレス監督、阪神・金本監督(左から)【写真:荒川祐史】

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中日ガルシアが13勝目、DeNAはソトのサヨナラ弾で劇的勝利

 セ・リーグは17日、2試合が行われ、クライマックスシリーズ争いの行方が一層、混沌としてきた。マジック4としている広島、2位のヤクルトはこの日、試合がなかった。

 中日は巨人と敵地・東京ドームで戦い、4-2で勝利した。両チーム無得点で迎えた6回にビシエドの適時打で先制すると、福田が12号3ランを放って4点を奪った。先発のガルシアは7回にゲレーロの犠飛で1点を返されたが、失点はこれだけ。7回5安打1失点で13勝目をあげ、8回途中から登板したロドリゲスが来日初セーブをマークした。巨人は反撃及ばず、4位に浮上した中日と巨人の差は再び1.5ゲーム差となった。

 DeNAは本拠地・横浜スタジアムで阪神と対戦。前日20失点を喫したDeNAだったが、この日は6-4で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。1点のリードを奪われた8回、宮崎が同点の27号ソロを放って試合を振り出しに。延長にもつれ込むと、10回にソトがこの日2本目の本塁打となる33号サヨナラ2ランを放ち、激戦に終止符を打った。阪神は前日6打数6安打3本塁打7打点と活躍した大山が初回に7打席連続安打となるソロ本塁打を放ったが、投手陣がつかまった。

 この結果、DeNAが最下位を脱出し、阪神が再び最下位に転落。中日、DeNA、阪神はゲーム差なしとなっており、3位巨人も含めたAクラス争いは混戦の様相となってきた。

【16日終了時点】
1広島 75勝51敗2分 M4
2ヤクルト 64勝62敗2分 11.0
3巨人 61勝67敗4分 4.0
4阪神 56勝65敗1分 1.5
5中日 60勝71敗2分 1.0
6DeNA 57勝68敗2分 0

【17日終了時点】
→1広島 75勝51敗2分 M4
→2ヤクルト 64勝62敗2分 11.0
→3巨人 61勝68敗4分 4.5
↑4中日 61勝71敗2分 1.5
↑5DeNA 58勝68敗2分 0
↓6阪神 56勝66敗1分 0(Full-Count編集部)