【大人の恋の処方箋】意外と大変!?ペットに対する価値観のすり合わせ

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付き合っている彼に、プロポーズされました!

私は、10年飼っている犬がいるんですが、その子も一緒に暮らせるか聞いたところ……

「実家で飼えないの?新婚だし、犬と住まなくても良くない?」

と、軽く言われました。

こういう人は、価値観が違うから別れた方がいいんでしょうか?
(28歳女性 会社員)

同棲や結婚をするにあたり、デート中ではなかった問題が起きるのは、どのカップルでも同じこと。
この方は、たまたま「ペットをどうするか」が問題になっていますが、ペットの問題がなくても、他の問題が起きることはありえます。

ですから、別れる前にあなたができることを120%実行してみる方がいいでしょう。

おそらく彼は
「犬や猫を飼ったことはない」
「動物は、好きでも嫌いでもない」
くらいの意識ではないでしょうか。

このようなタイプでも、あなたのことを大切に思う姿勢を感じられるならペットありの暮らしに巻き込むことはできるかもしれません。

今回のコラムでは、動物が好きでも嫌いでもない程度の相手との価値観のすり合わせについてお伝えします。

1.まずは、彼を一番に!

例えば、彼が海外旅行に行きたがったとします。
あなたは犬を置いて行きたくない気持ちがあっても、何とかして行く姿勢を見せましょう。

「動物が好きでも嫌いでもない」程度の人は
「生き物を飼うのは大変そうで、自由がなくなりそうだ」
と、根拠なく考えていることが多いもの。

そのあたりの不安をなくしてあげることが大切といえます。

努力の結果、行けなかったとしても構いません。
「彼に沿う姿勢を見せる」
というのが大切なのです。

愛情は、上から下に流れるもの。
あなたが彼を大切に思う姿勢を見せれば、彼も犬を愛するゆとりを持てるかもしれません。

2.世話はあなた一人ですると割りきる

家事を分担する場合、犬の世話は基本的にあなたがするように仕事を割り振りましょう。

あなた:彼=犬の世話+家事=分担された家事

という感じで、あなたの負担が増えますが、それは仕方ありません。
彼には「おやつをあげる」など、簡単でかわいさを堪能できる方法で、関わってもらいましょう。

その時、嘘でもいいので
「あなたがおやつあげるときの方が、よく食べるみたい」
など、犬が彼を好きになっていることを示してあげましょう。

このステップを踏んだとしても、彼が
「犬大好き!もう2匹飼って、犬の楽園を作るために、家を建てよう」
なんてことには、ならないかもしれません。

ですが
「犬好きのあなたを理解し、今いる犬を嫌わない」
のであれば、パートナーとしては悪くないですよ!

どんなカップルも、価値観をすりあわせて妥協することが大切。
同棲や結婚をうまくいかせるためには、この繰り返しといってもいいくらいです。

【大人の恋の処方箋】意外と大変!?ペットに対する価値観のすり合わせはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

橘つぐみ

恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』、『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』他。2児の母。