引退する安室奈美恵にエール

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 韓国の大ヒット映画を豪華女優陣でリメイクした「SUNNY 強い気持ち・強い愛」の大ヒット御礼舞台挨拶が9月16日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、主演の篠原涼子、広瀬すず、リリー・フランキー、大根仁監督が登壇した。

 韓国で観客動員740万人を記録した「サニー 永遠の仲間たち」を、1990年代の日本に舞台を移しリメイクした本作。劇中では、安室奈美恵の「SWEET 19 BLUES」「Don't wanna cry」といった小室哲哉がプロデュースした90年代のヒット曲を中心に、小沢健二の「強い気持ち・強い愛」など珠玉のJ-POPが映画を彩っている。そしてくしくもこの日、9月16日をもって安室が引退することが世間の話題を集めている。

 かつて“小室ファミリー”としてミリオンヒットを飛ばしたこともある篠原。音楽活動を通じて安室とも親交があったというが、その後、篠原は女優業が中心となった。「そんな時にたまたまスーパーで安室さんにレジで会って。安室さんの方から『涼子さん! ドラマ見てます、応援してます』と声をかけてくれたんです。彼女の心の広さ、人間力がすごく伝わって、頑張ろうと思いました。今回はこのような形でまたご一緒することができて。小室さんもいるし、安室さんの曲も使われている。わたしも音楽をやった経験もあったので、ご縁を感じました」と語る篠原。「また何かの形でお届けしていただける機会があったらという望みをこめてお祝いしたい」と引退する安室に向けてエールを送った。そして広瀬も「女性のかわいいと思うもの、かっこいいと思うものの、あこがれが詰まっているのが安室さんという印象。映画で(安室の曲を)歌わせてもらって、触れることができて光栄に思います」と続けた。

 そして「僕も昔は、まゆげを剃って、白いブーツを履いていたアムラー世代でしたから」と冗談めかして会場を沸かせたリリーは、「この映画を企画した時は、まさか小室さんや安室さんが引退されるとは思っていなかった。本当は2年後のオリンピックの時にも一番いてほしいくらい、日本の文化にも大切なふたり。この映画も青春の喪失感を描いているんですが、リアルタイムでこの映画を見ることに甘酸っぱさもありますね」としみじみ。そして大根監督も「この企画が立ち上がったのは、6、7年前だったんですが、韓国版をリメイクするなら女子高生のコギャル世代にしようと。となると音楽は小室さんでいきたいし、安室さんの楽曲は間違いなく使いたいとは思っていた。でもまさかこんなタイミングになるとは思っていなかった。映画が他のメディアに勝るのは、大きな画面で、大きな音で見たり聞いたりできることができること。この映画の安室さんの曲をはじめとした90年代の代表曲が刻み込まれて、残すことができたのはうれしい」と誇らしげに付け加えた。