アメリカを代表する声優 - ジム・カミングス
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 アニメ版で長年プーの声を担当してきたアメリカの声優ジム・カミングスが7月末にアメリカ・ロサンゼルスで取材に応じ、日本では14日に初日を迎えたばかりの実写映画『プーと大人になった僕』への思いを語った。

 1980年代後半に製作されたアニメ版でもプーさんの声を担当していたジムは、アメリカを代表する声優の一人。大人になって結婚し、妻と娘と共にロンドンで忙しく暮らす主人公クリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)とプーの再会を描く本作でも、プーとティガー両方の声を見事に演じ分けている。

 「最高だよ。“100エーカーの森”に行くのはいつでも最高だ。この映画を観たみんなが、ぼくらと同じくらい楽しんでくれたらいいなって思ってる」と今回の役割を担った感想を述べるジム。「この愛すべきキャラクターたちはいつまでも人気が衰えることがない。流行とまったく関係のないところにいるからね。文学をもとにしていて、子どもが寝る時のお話として愛されている。だからこそ、いつまでも愛される」と長く関わってきた作品について話した。

 「今回の映画版はまったく新しいアプローチで、素晴らしいと思う。今回はようやくクリストファーにスポットライトが当たっている。ワンダフルだ」と続けたジムは、プーについて「彼は100エーカーの森に留まっている。彼ができるもっとも大胆なことは、なにもしないでいること、そして、その重要性をアピールすることくらいだ」と今回の作品でも変わらないプーの魅力がお気に入りの様子だ。

 プーとティガーどちらも担当していることについては次のようにその秘訣を明かした。「長くやっているので、どちらも自然に出てくる。自分はドラマーとしても活動しているので、自分なりのリズムがあって、自然に出てくる。プーとティガーが共演する場面でも、どちらもぼくの頭の中に存在するから、すんなり出てくる。ただ、録音の際はいつも先にプーをやると決めている。プーの声のほうが細やかで、ディガーのほうが荒いからね」。

 そしてジムは「このキャラクターたちを新しい世代に紹介する手助けをできるのはとてつもなく光栄なことだ。『くまのプーさん』はタイムレスだ。『白雪姫』や『オズの魔法使い』といった往年の作品はいまだに人気がある。この作品も同じように、時間が経っても愛され続けてくれるといいなと願ってるよ」と本作に込めた思いについてコメントしていた。(編集部・海江田宗)

『プーと大人になった僕』は全国公開中