タレントのヒロミが、9月5日放送の『イッテンモノ』(テレビ朝日系)に出演した。

 番組で「いまの芸人は真面目すぎる」と嘆くヒロミ。演者に対し腰の低いプロデューサーの話題になると、昔を振り返り「当時のプロデューサーって、いまと違って神みたいな人たち。『お前一生(番組に)出さないからな!』って言って、それができた」と発言する。

 ここで司会の千鳥・ノブから「ヒロミさんも食らったことがあるんですか?」と質問されると、「あるよ。生放送を休んだのね。理由は正月休みでニューヨークに行ってた。帰ってくる日に生放送があったんだけど、うち(B21スペシャル)は3人組だから、『1人いなくても大丈夫だろう』って。休んだら『いまからすぐフジテレビ来い! このヤロウ!』って、死ぬほど怒られた」と告白した。

『坊主にして来い!』とまで恫喝されたヒロミ。

「なぜか(言われた通り)坊主にして行った。社長と謝りに。『どうもすいませんでした』って。2人で帰るとき、社長が俺に言ったのが『ヒロミ、これでまたニューヨークに行けるな』って。最高だなと思った。まったく懲りてないんだよね。めちゃくちゃだった」

 これにはノブも「芸能界のそういうのが憧れ」と漏らし、相方の大悟も「(芸人になれば)そうなれると思ってた」と同調する。 

 続いてヒロミは「俺たちの世代の手法は、仕事とかも遅刻したりするわけ。(いまは)遅刻してくると『すみませんでした!』とかなるじゃんか。向こう(スタッフ)が怒る間も与えないぐらい、(自分が)キレて入ってくる。逆ギレで何も言えない状況にして本番をやる」と自らの体験を語る。

 すると大悟は「(ダウンタウンの)松本さんも同じこと言ってたな。『遅刻したときはブチギレて入る』って」と発言。

 ヒロミは「俺ら世代のあるあるなんだけど。遅刻して行ったら、キレて本番を面白くするの。(スタッフが)みんな緊張してギュギュってなってるときに本番で『おお! 面白いな!』となる。これが “緊張と緩和”」と説明していた。

 番組で「昔の人は番組を休む。収録を飛ばす。お前たちもやったほうがいい」と芸人たちに勧めていたヒロミ。破天荒な業界人を現場でギリギリ見ていた世代ならではの発言だろう。