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フジテレビのドキュメンタリー枠『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00〜 ※関東ローカル)では、杉田かおるのナレーションで、元セクシー女優の苦悩を追った「お母さん、隠しててゴメン」を16日に放送する。

今回の主人公は、東京・高円寺の小さなアパートに暮らす、いわゆる“売れない女優”のしじみさん(34歳)。健気にセリフを練習し、舞台でスポットを浴びる日々だが、自分の過去とどう向き合うべきか、もがき苦しんでいた。

実は、しじみさんは、元セクシー女優。島根の裕福な家庭の次女として育ったものの、思春期を迎えた中学2年のとき、ささいなケンカから両親との関係が悪化し、20歳で行き先も告げず家出同然に上京した。

職のあてもなく、友人もいない東京で、真っ先に声を掛けてきたのが、セクシービデオのスカウトマン。しじみさんは、その誘いに乗ってセクシー女優になった。家族には知られていないと思っていたが、両親に気づかれ、自分の過去をめぐって生じてしまった家族との断絶に、しじみさんは苦しんで生きてきた。

しじみさんがセクシー女優を引退したのは、10年ほど前。しかし、30歳を過ぎた無名女優の生活は厳しく、3畳一間のアパートで極貧生活を送る。そして生活のために、「脱がない」ことを条件に、脇役としてセクシービデオの世界に復帰。「自分でもどこへ向かってるのだろう?と思う…」と自問自答の日々だ。

そんなしじみさんには、交際中の彼がいる。彼女の過去を知った上で、理解して付き合ってくれており、再び脱ぐ仕事に戻ることは反対。そんな中、しじみさんはピンク映画への出演を打ち明けようとするのだが…。

そして、20年ぶりに母親、家族と本音で向き合うことを決心するしじみさん。セクシービデオの過去、家族との関係、女優として生きていく決意、彼とのこと…故郷・島根を訪れ、溜め込んだ思いを涙で伝える娘に、母が返した言葉は、しじみさんにとって意外なものだった…。

(C)フジテレビ