平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨【写真:Getty Images】

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宇野が2位に15点以上の差をつけて3連覇へ視界良好

 フィギュアスケートのロンバルディア杯(イタリア・ベルガモ)が13日、開幕。男子ショートプログラム(SP)では平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)が104.15点でトップ発進を決めた。新ルールの適用で今季開幕前に得点記録がリセット。それでも自己ベスト104.87点に迫る好発進だ。友野一希(同大)は75.47点で5位。

 3連覇へ向けて視界良好だ。冒頭の4回転フリップを成功。続くコンビネーション、4回転トーループ―3回転トウループは3回転が2回転となったが、演技後半のトリプルアクセルはしっかりと決めた。ミスはありながらも、2位のアンドレイ・ラズキン(ロシア)に15点以上の差をつけてトップ発進は貫録だ。

 開幕前にはイタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が「フィギュアスケートシーズン開幕 UNOがロンバルディアで輝く」と特集。「一番期待されているのは20歳の日本人選手、ショウマ・ウノだ。五輪、W杯の銀メダリスト。12か月前にもこの黄金の道を制覇していた」と紹介されるなど、現地での注目度も高かった。

 昨年の大会で自己ベストを叩き出した、相性の良い舞台。2018-19シーズンもまずは順調に滑り出した。

 フリーは15日に行われる。(THE ANSWER編集部)