三田佳子

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 女優の三田佳子の次男・高橋祐也容疑者が9月11日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで警視庁渋谷署に逮捕された。高橋容疑者は1998年、2000年、2007年にも覚せい剤で逮捕されており、今回が4度目の逮捕となる。

 母である三田は、度重なる次男の逮捕に所属事務所を通じて「親としては、もう力及ばずの心境です」とコメントしており、今回こそはさすがに突き放す考えと思われるが、そもそも高橋容疑者が覚せい剤を手に入れるための資金源は、母である三田がお小遣いとして支給していた可能性が高く、三田へのバッシングも再び過熱している状態だ。その一方、今回の高橋容疑者の逮捕に関しては、20年前の1回目、18年前の2回目、そして11年前の3回目と比べて、マスコミ報道は縮小気味の傾向にあるという。

 現に、ネットでは「三田佳子の次男4度目の逮捕」というニュースに対しては、「そもそも三田佳子を知らない」「正直、息子が逮捕された時にしか名前を聞かない」と若い世代における女優・三田佳子自身の知名度の低さが現れており、それが今回の報道縮小に繋がっているのではないか、と見る人は多い。

 事実、最初の逮捕である1998年は、三田は女優としてテレビ・映画・舞台へと露出が多く「CM女王」の異名を取り、次男のスキャンダルが判明する数年前の1991年〜1994年は高額納税者番付のタレント・俳優部門で連続1位を獲得するなど、「日本を代表する女優」のひとりであった。

 しかし、70歳を超えた2011年以降は、自身の病気の影響もあり女優活動はセーブ気味となっているようで露出が激減。今の10代〜20代の若者にとっては「顔と名前が一致しない」芸能人のひとりとなっていると思われる。

 三田も今年で77歳。次男のスキャンダルの度に半年から1年の女優活動を休業していた三田もいよいよ、このまま誰にも惜しまれる事なく引退してしまうのではないか、との声もあるが果たして……?