和田アキ子さん

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台風21号や北海道での地震による被害を受け、歌手の和田アキ子さん(68)が口にした「お見舞いコメント」に、インターネット上で「心がこもってない」などの批判が一部から寄せられている。

2018年9月9日放送の「アッコにおまかせ!」(TBS系)。問題視されたのは、被災者へと向けたメッセージの中で、和田さんが「お見舞い申し上げま〜す」と語尾を伸ばしたことだ。

「被害に遭われた方、心より...」

番組ではまず、ここ1週間のニュースをいつものようにランキング形式で紹介。その後、カメラがスタジオに切り替わると、和田さんは第一声で、

「あの...、台風、地震で大きな被害が出ています」

と一言。カメラを神妙な面持ちで見つめながら、ゆっくり丁寧に被災者へ語りかけるような調子で、お見舞いの言葉を告げ始めたのだ。

そして和田さんは、少し間を取って「被害に遭われた方、心より...」と続ける。だが、なぜかこのタイミングで声の雰囲気が一変。どこか、軽い調子にも聞こえるようなトーンで、

「お見舞い申し上げま〜す」

と口にしたのだ。この言葉にあわせて、和田さんらスタジオ出演者たちはいっせいに頭を下げた。

その後、スタジオの話題はすぐに切り替わり、テニスの大坂なおみ選手の全米オープン優勝のニュースが取り上げられた。

「なんかすごい軽い感じに聞こえた」

本人としては他意はなかったのかもしれないが、複数の死者も出ている災害を受けてのコメントだけに、上記したような和田さんの「話し方」に違和感を示す視聴者が続出。ツイッターやネット掲示板には、番組の放送中から、

「全く心がこもってない感じがした。いっそやらない方が良かったと思う」
「このたった2文字の聞こえ方で台無し。ホントに思ってんのかよ、て言われてもしょうがない」
「最後の言い方『まーす』って聞こえたのは私だけじゃないよね?なんかすごい軽い感じに聞こえたけど」

との書き込みが殺到。さらに、台風21号や北海道での地震で被害に遭ったというユーザーからは、

「思ってなくても良いけど形だけはなんとかしろよ。俺らがこれで良い気分になるわけねーだろ」
「やっとまともにご飯食べれるようになって、まだ余震でハラハラしてる中、アッコにおまかせ!を見てたのに(中略)何?『まぁ〜す』って?所詮他人事なんだよなぁ〜って、残念に思った」

といった憤りの声も出ていた。