美容家深澤亜希さんがおすすめ!洗顔・化粧水の選び方とテクニック

写真拡大 (全5枚)

そろそろ「夏枯れ」が気になってきていませんか? 夏に強い紫外線を多く浴びることで皮膚の真皮にまで紫外線が到達し、肌の弾力が失われたり、しわなどの原因となります。また、エアコンの効いた室内に長時間いることで肌の水分量が減り、保水能力が低下して肌の内側が乾燥する「インナードライ」といった状態になってしまいます。

日焼け止めや日傘などで紫外線を防ぐことも効果的ですが、受けてしまったダメージを蓄積させないように、自分に合った正しいスキンケアを丁寧に行うことが大切です。紫外線などのダメージを受けて弱ってしまった肌にこそ重要な、正しい洗顔・化粧水の選び方とテクニックについて、美容家の深澤亜希さんに解説していただきました。

 洗顔・化粧水の選び方

洗顔料を選ぶ際には、洗った後に肌が乾燥して突っ張るのを防ぐ保湿効果の高いものや、1分以内に汚れが落ちきるものを選ぶことが大切です。化粧水は、抗酸化効果や、カリウム・ナトリウム・マグネシウム・カルシウムなどの肌に必要なミネラル成分が多く含まれたものがオススメですが、自分の肌質や肌悩みに合わせて選び、丁寧に使用しましょう。

洗顔・化粧水の使い方

皮膚はサランラップと同じくらいの薄さ(0.02mm)しかありません。肌を強くこすることによってしみや黒ずみ、くすみ、しわ、肌荒れの原因になってしまうので、洗顔料をしっかりと泡立てて肌の上で泡を転がすように、肌に手が触れないくらいの優しさで洗顔することが大切です。

スクラブなどを使用した角質ケアは、肌のターンオーバーの促進を促すので効果的ですが、毎日行うと肌に負担がかかるため、お肌の状態を見ながら週に1〜2回程度にすることがオススメです。

洗顔の温度はぬるま湯(33〜34度、体温より少し低いくらい)が良いでしょう。冷水は毛穴が締まって化粧水などが浸透しにくくなり、熱いお湯は皮脂を奪い乾燥してしまうので避けるべきです。拭くときも柔らかくて清潔なタオルで優しく押し拭きをすると良いです。化粧水はコットンに適量をとり、顔全体に丁寧になじませましょう。

乾燥肌の人には

乾燥肌とは、肌の水分・皮脂が不足して潤いがなくなっている状態のこと。入浴後や洗顔後に肌がつっぱる、カサカサするなどの特徴があります。

脱脂力(洗浄力)が強すぎる洗顔料は避け、肌に必要な潤いを残してくれるものを選びましょう。泡がいつまでも肌に付着していると乾燥を助長してしまうので、洗顔は40秒以内に終わらせることが大切です。化粧水は保湿吸着成分が肌に留まり肌のうるおいを保護する効果のあるものを選びましょう。

脂性肌の人には

脂性肌とは、皮脂の分泌が過剰になっている状態のこと。洗顔をして少し時間が経っただけで、顔がテカテカしてべたつくなどの特徴があります。しかし実は肌の水分量が少ないため、これ以上の水分蒸発を防ぐために、肌が一生懸命皮脂を分泌している「インナードライ」状態の人も少なくはないのです。

余分な皮脂はしっかりとオフしてくれて、かつ、肌に必要なうるおいを残してくれる洗顔料を選びましょう。皮脂分泌が活発なTゾーン→小鼻の周り→Uゾーンの順に洗うのがオススメです。

化粧水は、ミネラル成分が配合され、肌の内側からうるおってしっかり保湿ができるものを選ぶことが大切です。

【参考】

※ SHISEIDO PR事務局-「肌が老ける原因の8割は紫外線によるものだった!? 美容家が勧める夏のダメージ肌に 正しい洗顔・化粧水の選び方とテクニック」

美容家深澤亜希さんがおすすめ!洗顔・化粧水の選び方とテクニックはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

WWO編集部

専門家が美容・健康に関する情報を発信する20〜30代後半女性向け情報メディア。自分が「心地よいと感じられる美しさ」を手に入れたいと願う大人の女性に寄り添う情報が満載です。