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Unicode Consortiumは9月6日(米国時間)、「The Unicode Blog: New Japanese Era」において、2019年5月1日からの適用が予定されている日本の新しい元号をサポートするため、新しい元号記号のコードポイントとしてあらかじめ「U+32FF「を予約したと発表した。

元号が発表されたら、U+32FFのキャラクタ名、デコンポジション、代表的なグリフを含んだバージョン12.1のドットリリースを実施すると説明している。

新たな元号の発表時期は今のところ未定だが、現在のところ2019年5月1日の1カ月ほど前に公表されると見られており、元号を利用するシステムは約1カ月という短い期間で新たな元号に対応する必要があると考えられている。今回Unicode Consortiumから実施されたアナウンスは、こうした短い期間における対応を支援することになる。

新元号の記号は今回発表されたコードポイントを利用することであらかじめ用意しておくことができる。新元号への対応に関しては、元号記号だけが対応すればよいものではなく、日付やカレンダーデータを扱うクラスや関数など、プログラミング言語の基盤ライブラリの方をアップデートする必要がある場合もある。それぞれのプログラミング言語やプラットフォームで適切にアップデートを実施していく必要がある。