スマホとケータイの2台持ち復活なるか? 極薄SIMフリーケータイ「NichePhone-S 4G」が2台目需要を狙う

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あなたはスマホを何台つかっている?
大抵の人は、「1台で十分」と回答するだろう。

一般ユーザーにとって、「スマホは1台あれば十分」というのが正直な回答だろう。
会社支給や旧モデルの再利用など、特別な理由やガジェット好きな人でもない限り、「スマホの2台持ち」をする人はいない。

そんな中、フューチャーモデルは、通話機能に特化したSIMフリーケータイ「NichePhone-S 4G」で、2台目需要を狙うという。

通話機能に特化といっても「通話機能だけ」ではない。
・Android 6.0をベースにしたカスタムOSを搭載
・SMS
・Wi-Fiテザリング
・ボイスレコーダー
・音楽再生機能
・アラーム
・スピーカーホン
・Bluetooth
などの機能も搭載している。

つまり、
・通話モデルとして使える
・モバイルWi-Fiルーターとしても使える
・ミュージックプレイヤーとしても使える
これらを利用できる極薄の小型デバイスというわけだ。

都内で開催したメディア向けの発表会では、かつて家電量販店で携帯電話の販売員をしていたという代表取締役社長の曲亮(きょく・りょう)氏が登壇。

曲氏は
「スマホの普及により操作や料金体系が複雑になっていないか?」
「ガラケーの良さはあるのではないか?」
という疑問から
「ストレスフリーな通話端末」として前モデルの「NichePhone-S」を開発したという。

そして初代「NichePhone-S」は、社会貢献できるのか?

その疑問を世に問う意味も込めて、クラウドファンディングに出品した。
すると、当初の目標金額の3600%を上回る金額が集まった。
「こうした端末を求めていた」など、参加者からのメッセージも寄せられたそう。

曲氏は、
「セキュリティ面で貢献できる」
「安心・安全として貢献できる」
と確信したという。


曲氏は、セキュリティや安心・安全の面で社会貢献できると確信した


NichePhone-S 4Gは、
・本体にカメラを搭載していない
・ブラウザを搭載していない
カメラ機能は、会社支給・会社利用のケータイでは、セキュリティの観点から撮影した画像から情報流出する可能性がある。カメラを搭載しないことで、写真撮影からの情報流出を防ぐことができる。

さらに、ブラウザを搭載していないので、Webサイトからの攻撃やアカウント、パスワードの流出なども防ぐことができる。会社などのビジネス利用だけではなく、年配や子どもにとっても安心、安全に利用できるというわけだ。

「NichePhone-S 4G」本体はネット利用ができないが、Wi-Fiテザリングを利用すれば、外部のWi-Fi対応のPCやゲーム機などでネットを利用することができる。

曲氏は、
進化した「NichePhone-S 4G」を「自信を持ってオススメできる」と強くアピールした。


断捨離の鬼と言われる高橋真麻さんもシンプルでスタイリッシュな「NichePhone-S 4G」を絶賛


発表会にゲストで登場したフリーアナウンサーの高橋真麻さんも「電話に特化しているという意味では、特に2台持ちはオススメ!」「2台持ちには便利!」などと太鼓判を押していた。

ネットやSNSはスマホで、通話や音楽プレイヤー、モバイルWi-Fiルーターとして「NichePhone-S 4G」でといった使い方で2台持ち需要を狙えるか注目だ。

「NichePhone-S 4G」は、2018年9月14日(金)に発売となる。


撮影・執筆:2106bpm