“世界でもっとも多く使われた軍用銃”としてのギネス記録があるという自動小銃『AK-47』で知られる露カラシニコフが、民間市場向けの電動バイク『UM-1』を発表した。「カラシニコフがバイクを作るなんて意外!」と思われる方もいるかもしれないが、実は同社はすでにモスクワ市警に白バイ仕様の電動バイク『IZH』を納入していたりと、自動車・バイク産業への参入を着々と進めている。

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モスクワ市警が導入しているカラシニコフの電動バイク『IZH』(イズマッシュ)。

ネーミングからして本気の民間バイク『UM-1』



『UM-1』という名称には「Urban Moto」の意味が込められているといい、カラシニコフが本気で民間市場に投入しようとしている製品であることがうかがえる。同社ではこのマシンを「操作が簡単」、「騒音レベルが低い」、「メンテナンスフリー」の3つの特徴があるとアピール。バッテリーにはリチウムイオンポリマー二次電池(LiPO)およびLiFePO4が用いられ、フル充電からの航続距離は最大150kmになるとのこと。

航続距離では前出の白バイ『IZH』と同等のスペックだ。車体重量は165〜245kg。ブラシレスDCモーターが生み出すパワーにより、最大速度は時速100kmになる。



民間市場向けながら、一般公開されたのが国際的な軍用品フォーラム「ARMY-2018」だというのが、なんともカラシニコフらしいエピソード。とはいえ、ほぼノーマークに近いロシアの軍需企業がコンシューマー向け電動バイクを市場投入してくるということで、日本をはじめとする各国のバイクメーカーもうかうかしてはいられないだろう。

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«Kalashnikov» presented an electric motorcycle for the civilian market

text渡辺 "d." 大輔(編集部)