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大日本印刷株式会社は、文章の内容や感情に合わせて、最適なイメージのフォントを自動的に判別して表示できる「DNP感情表現フォントシステム」を開発したと発表した。

SNSやチャットでの感情表現は、テキストの内容と絵文字・スタンプの組み合わせで表現されることが多い。しかし、DNPが開発した新システムでは、フォントの変化によって、感情をより豊かに表現できるようになる。

システムでは、テキストデータを自動解析し、文中の言葉や絵文字から感情やイメージを12種類に分類。「安らぎ、穏やか、楽しい、喜び、好き、哀れ、不安、恐怖、怒り、驚き、デジタル(ネットスラング)、ニュートラル(中立)」に合ったフォントへと自動変換する。

解析、変換はリアルタイムで行われ、変換されるフォントはテキスト入力時に候補として表示されるので、簡単に選んで反映できる。


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本サービスが採用されるSNSなどは明らかになっていないが、同社では、「本システムで利用者のフォント選択結果(ログ)を収集して、さらなる判別精度の向上を図っていきます」としている。

発表資料
URL:https://www.dnp.co.jp/news/detail/1190234_1587.html
2018/08/27