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良い本を出すため協力関係にあるはずの作家と編集者だが、両者の間には様々な確執が存在。Twitterでは、複数の漫画家が編集者から受けた扱いや言葉に不満の声を上げ、反響を呼んでいる。

漫画家のぷちめい氏は、かつて体験したWEBメディアとのお金に関するトラブルを漫画にしてTwitterに公開。編集長から1ページ1万円と聞いていたが、完成時に確認すると1記事1万円との回答。1ヶ月かけた11ページの漫画は1万円で買い取られ、描き続けられないと訴えると、「借金すればいいんですよ」との言葉をかけられたという。この投稿漫画は大きな反響を呼び、当時の編集長にも届き両者は和解。ぷちめい氏は漫画を削除した。

金額条件が話題となったことを受け、漫画家のみかわ絵子氏は、「『もう知らん編集部燃やす…』くらいイッちゃった精神状態でないと編集者にお金の質問が出来ないんです」とした上で、「ジャンプ+」の原稿料は好条件だと説明。これに「ジャンプ+」編集者も反応し、「もっと作家さんに戻せるようにインフラ作り頑張ります。ジャンプラで連載してたら嘘やろ?というぐらい稼げるようにしたい思とりますねん」と応えた。

しかし、この「ジャンプ+」編集者のツイートに対して、漫画家のおちR氏は怒りの反論。「この言葉だけは許せないので描きます。去年、読切の中で1位取ったら連載しますと言っておいて、実際1位、連載陣まで抑えて全体2位になる。仕事を辞めて連載の準備してたのに一方的に『やっぱり連載させない』と言って地獄に突き落としたジャンプ+が何を今更、作家の事考えてるとか言えるんだ」と断じた。

また、漫画家の牛野缶詰氏も編集者から受けた扱いを暴露。コミケのサークルチケットや頒布品をただで要求されたり、他社との掛け持ちを禁じられた上で、同じ会社の別雑誌への掲載も断られたという。ほかにも、「月8万しかくれない編集部も、200ページもネーム没にしても一銭もくれない編集部も、みんな滅べ」など悲痛な声を綴っている。

一方、編集者や編集部を下げる話題が多いとして、「ドリフターズ」などで知られる人気漫画家の平野耕太氏は、かつての編集者とのエピソードを披露。平野氏によると、「自分をデビューにこぎつけてくれた編集さんは 当時俺らがいた漫研がチンピラに絡まれた時に 『話ならおれが聞くよ』とそいつを便所に連れて行き だ、大丈夫かな・・と恐る恐る覗いたら 笑いながらそいつの顔面を蹴っていたので いい人です」とのこと。いい人の定義は不明だが、漫画家を守ってくれる編集者もいることを言いたかったのかもしれない。