アジア1位、世界4位のスマホメーカーOPPO(オッポ)の本気! おサイフ+防水を半年で実現した新製品

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OPPO Japan(オッポ・ジャパン)は、日本のSIMフリー市場向けに「R15 Pro」と「R15 Neo」の2機種を8月から9月にかけて発売することを発表した。

OPPO Japan 代表取締役のトウ・ウシン氏は、日本市場に向けた製品開発について、いち早く製品の現地化を実現し、日本の消費者に利用していただきたいとアピールした。


OPPO Japanは、2017年に設立した中国に本部を置くスマートフォン(スマホ)メーカーOPPOの日本法人。
日本のSIMフリー市場に参入するべく、今年2月にフラグシップモデル「OPPO R11s」を、第1弾モデルとして投入している。

OPPOは2017年の時点で、スマホ市場において
・アジアで1位
・世界で4位
のシェアを誇る世界的な大手スマホメーカーに成長している。

そんなOPPOが、“カメラフォン”と呼ばれる「OPPO R11s」を日本市場向けに投入したのが、今からおよそ半年前の2月。

今回の発表会においてトウ・ウシン氏は、
「日本のSIMフリーマーケット参入後、わずか半年でFeliCaおよび防水機能を搭載した商品ブランドを立ち上げることに成功した」
と、おサイフケータイ、防水性能の搭載をアピールした。

「このスピード感は、オッポが“商品の現地化”をいち早く進める決意の現われ」
「オッポの商品を通じてより多くの消費者のみなさまに、わたくしどもの誠意を感じ取っていただきたいと考えている」
と、日本市場でのシェア獲得に大きな自信をみせた。


OPPO R11s発売からわずか半年で、日本ユーザー向けにFeliCa(おサイフケータイ)および防水性能に対応した新機種を投入


また、トウ・ウシン氏は、日本市場の2018年下半期における商品ラインアップについて
「高いコストパフォーマンスを誇る機種から、ハイエンドのフラッグシップモデルまで“あらゆる種類の商品”を用意する。優れた商品を日本市場にお届けする」
と、「R15」シリーズ以外にも製品の投入があることを示唆した。

その上で、今回投入する「R15」シリーズは、
「超越 TRANSCENDING」
と喩え、製品力に自信をみせた。


R15 Proの主な特徴



R15 Neoの主な特徴


R15 Proは、
日本のユーザーの利用が多いといわれている
・おサイフケータイ(FeliCa)
・防水性能(IPX7)
に対応したハイエンドモデル。
9月中旬〜下旬頃の発売を予定しており、税抜き価格は69,880円。

一方のR15 Neoは、
おサイフケータイや防水性能には対応しないものの、
・6.2インチの大画面ディスプレイ
・4230mAhの大容量バッテリー
・トリプルスロットのDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)対応
・デュアルカメラ搭載
など、高い基本スペックが魅力の廉価モデル。

内蔵メモリー(RAM)の容量違いで2種類用意される。
・RAM 3GBのモデルは税抜き25,880円
・RAM 4GBのモデルは税抜き29,880円
と3万円を切る価格設定となっている。

日本市場に参入してわずか半年のオッポだが、
世界シェア4位の
・実績
・技術力
・開発力
・マーケティング力
これらでどこまで日本でのシェアを伸ばしていけるかが注目だ。

機種はもちろん、今後は
・リアル店舗など販売チャネルの強化
・サポート拠点を迅速に展開できるかどうか
こちらもカギとなってくるだろう。


撮影・執筆:2106bpm