ANA、AIRDO、スターフライヤー、ソラシドエアの4社が、羽田空港国内線の保安検査通過締切時刻を「出発15分前」から「出発20分前」に繰り上げます。

定時運航率維持のため

 ANA(全日空)、AIRDO、スターフライヤー、ソラシドエアは2018年8月21日(火)、羽田空港国内線の保安検査場の通過締切時刻を、出発時刻の15分前から、20分前に繰り上げると発表しました。


航空4社の羽田空港国内線の保安検査場通過締切時刻が「出発20分前」に変更される。写真はイメージ(画像:写真AC)。

 締切時刻の変更は12月1日(土)搭乗分からです。羽田空港は発着便数や利用者の増加が続いており、現在も第2旅客ターミナルを北側へ再拡張する工事が進められています。また、保安検査体制の徹底により、保安検査を通過する時間も増加傾向にあります。

 このため4社は、今後も定時運航率の維持と向上を図っていく観点から、羽田空港の国内線に限り、保安検査場の通過締切時刻を5分繰り上げるとしています。

 なお、羽田空港以外の空港を出発する4社の国内線では、保安検査場の通過締切時刻は12月以降も「出発時刻の15分前」とされます。

※⼀部修正しました(8⽉21⽇21時20分)

【写真】「ANA柄」の自動運転バス


ANAとSBドライブが羽田空港で実証実験に使っている自動運転バス(2018年2月25日、恵 知仁撮影)。