スピリチュアリストの江原啓之が、現代社会でさまざまな悩みに直面している人たちに温かい“ことば”を届けるTOKYO FMの番組「Dr.Recella presents江原啓之 おと語り」。今回番組では、信頼し合えていない夫婦関係に悩む方からのメッセージを紹介し、江原が“ことば”を届けました。

パーソナリティの江原啓之



◆信頼し合えていない夫婦
「私は6年ほど前に、仕事や先行きの不安から、結婚を決めてしまいました。自分の弱さと軽率さをひしひしと感じ、反省しています。好きではない相手とケンカばかりの新婚生活を経て、それでも可愛い2人の娘に恵まれました。宝物です。夫とのケンカも大分減り、穏やかに過ごせることが増えてきました。でも、夫の人間性(人のことを悪くいう、細かすぎる、人を責めるなど)が、どうしても好きになれません。夫と話すときは、ケンカではないですが、どうしてもお互いの批判が多い、情けない会話が多くなります。信頼し合えていない夫婦の関係を子どもに見せるのは、良くない関係を学ばせているのだろうなと、心苦しく思う毎日です。私も夫といると、心から笑うことが少ないです。経済的に苦しくても、夫とは別に暮らしたほうがいいのか。それは私の身勝手なのか。そんな状況でも穏やかに過ごせるのであれば、今のままでもいいのか。子どもにとってはどうしたほうがいいのか。江原さんはどう思われるか聞かせてほしいです」

◆江原からの“ことば”
「本当は夫とうまくいくのに、それに気がついていないのではないか。“好きでもないのに結婚してしまった”ということに、何かを引きずってしまっている。ケンカをするのは、仲がいいからできること。自分の“好きでもないのに結婚してしまった”フィルターを通して見ると、アバタもエクボの反対で、エクボもアバタになってしまい、悪く悪く思ってしまっているのではないか。夫をすごく憎んでいたら、子どももそんなに愛せない。結婚は、別の人としても、こんなもの。理想の結婚というのは、ドラマの見すぎではないか。多分、リスナーさんで結婚している方に訊けば“ウチもみんな同じよ”と、いうと思う。もう一度新しく気持ちを仕切り直して、結婚に向かったらいいのではないかな。一度やってみて、それでも違うのであれば、考えればいい。結婚は、こんなもの。“結婚してしまった”という思いをまず1回捨ててみる。嫌な人とは同じ空間で息を吸うのも嫌なものなのです」

◆江原啓之 今宵の格言
「出会いと別れは紙一重。感情ではなく理性で見つめていますか?」
「絆とは紡ぐ糸のようなもの。地道な努力が必要です」

番組では、江原に相談に乗って欲しい悩みや感想、メッセージを募集しています。こちら http://www.tfm.co.jp/oto/index.php?catid=1117にどしどしお寄せください。

【番組概要】
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM OH! 毎週日曜 22:00〜22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55
パーソナリティ:江原啓之
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/