秋元才加とJOYがパーソナリティを務め、生活に身近な情報や政府の取り組みをわかりやすく伝えるTOKYO FMの番組「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」。8月18日(土)の放送では、気象庁地震火山部・火山課長の斎藤誠さんに、火山登山への備えについて伺いました。

左から、秋元才加、JOY



何気なく登った山が火山だった……その可能性は十分あると斎藤さんは言います。現在、日本には111の活火山が存在し、そのなかには年間およそ30万人の登山者が訪れる富士山や、温泉で有名な箱根山、樹氷で有名な蔵王山なども含まれ、日本百名山のうち33が活火山だそうです。

斎藤さんによると、登山においては「自分が登る山の情報収集」「必要な装備品の準備」「登山届の提出」が不可欠。その次に、登る山が活火山かどうか把握すること、最新の情報を常に知ることの2点が重要で、火山に登る際はヘルメットやゴーグルを準備するのも大事です。

では、もし突然噴火したら、どう対応すればいいのでしょうか。まずは近くの山小屋やシェルター、岩陰など、身を隠せる場所に避難すべきと斎藤さん。その際、もちろんヘルメットとゴーグルは身につけ、さらにはマスクや湿らせたタオルで口を塞ぐと、有害な火山ガスから身を守ることができるそうです。
そして、噴火が収まったらただちに下山。あらかじめスマートフォンなどの電源を入れて、緊急速報メールを受信できる状態にしておくのも、災害を回避するのに有効だと斎藤さんは教えてくれました。

斎藤さんは「火山は美しい景観や温泉、湧き水など、私たちに多くの恵みを与えてくれています。でも、ひとたび噴火すると大きな災害をもたらすこともありますので、火山に登るときは最新の情報を入手して十分な準備をしたうえで楽しんでください」と呼びかけました。

JOYは、有名な山の多くが活火山だったことにビックリ。秋元は「勉強になった。もしものときのための知識、大事ですね」と話していました。

火山に関する情報は、気象庁のWebサイト「火山登山者向けの情報提供ページ」 https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/map_0.htmlで入手できます。今後、行楽シーズンなどに登山を予定している方は、一度チェックしてみてください。

右から、斎藤誠さん、JOY、秋元才加




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聴取期限 2018年8月26日(日) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:秋元才加とJOYのWeekly Japan!!
放送日時:毎週土曜11:00〜11:25
パーソナリティ:秋元才加、JOY
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/japan/