気象庁は19日、同日午前9時29分に、千葉県の房総半島南東沖を震源とする地震緊急地震速報を出したが、実際には震度1以上の地震は発生しなかったと発表した。約10分前に起きたフィジー沖を震源とするマグニチュード8.2の地震による揺れを検知した影響という。共同通信が報じた。

システムの不具合はないといい、気象庁は「遠い場所で発生した地震の識別方法の改善など、精度向上に努める」としている。

気象庁、緊急地震速報で誤発表 フィジー沖の揺れ検知の影響(共同通信)