狂気を感じる…
 - (C) 2018映画「累」製作委員会 (C) 松浦だるま/講談社

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 土屋太鳳と芳根京子がダブル主演を務める映画『累-かさね-』(9月7日公開)の場面写真が公開された。

 本作は、キスをすることで相手の顔を取り替えることのできる謎めいた口紅によって運命を大きく変えていく、自分の醜い外見にコンプレックスを持った少女・累(かさね)と、舞台女優・ニナの物語。土屋がニナと、ニナの顔をした累、芳根は累と、累の顔をしたニナをそれぞれ演じる。

 公開された15枚の場面写真には、キス寸前の累とニナの姿や、倒れている累の背中をニナが踏みつけている様子などが収められている。ほかにも、ナイフを持って狂気の顔を浮かべるニナや、虚ろな顔で天井を見つめる累など、不穏な空気が漂う。

 また、檀れいふんする累の母で美貌と演技力から「伝説の女優」の名をほしいままにしていた淵透世(ふちすけよ)が舞台でスポットライトを浴びている場面や、透世の過去と口紅の秘密を知る元演出家で、累とニナの人生を大きく変えていく羽生田釿互(はぶたきんご)役の浅野忠信の怪しげな姿も切り取られている。(編集部・梅山富美子)