3日間断食で痩せられる!?断食ダイエットの正しいやり方や注意点

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断食ダイエットとは一体どんなもの?


数多くあるダイエット方法のなかに、「断食ダイエット」というダイエット方法があります。「ファスティング」や「プチ断食」とも呼ばれる断食ダイエットは、「短い期間だけ、水分以外の食事を絶つ」というダイエット方法です。

全てを絶ってしまう「絶食」とは異なり、水分摂取ができるのは嬉しいですね。しかも水分はジュースや酵素ドリンクなどでもOK。ジュースなどからビタミンやミネラル、酵素などの栄養素を補給できるのです。もちろんアルコールや刺激物は禁物ですが、摂取できる水分の幅はとても広く、固形物の食事だけを絶つということになります。

本来の断食は、宗教行為のひとつでもあります。しかしこの断食ダイエットには宗教色はありません。断食ダイエットはただ痩せるだけではなく、断食によって内臓を休ませることも目的になります。それに伴って得られる健康面での効果やメリットも非常に多く、大変人気のあるダイエット方法です。

この断食ダイエットは、ただ食事を摂らないようにするというわけではなく、計画的かつ段階的に断食をおこなう必要があります。断食ダイエットをおこなう期間は最短で3日。準備をする日と、断食をする日、普通食に戻すための回復をする日という内訳です。

金曜日から日曜日にかけての週末に実行することもでき、特別な道具もいらないため、比較的取り組みやすいダイエット方法と言えます。断食する期間を2日や3日などに増やすこともできますが、まずは1日から始めることが望ましいでしょう。

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断食ダイエットにはどんな効果やメリットがある?


断食ダイエットは単純に「食事をしないから痩せる」のではなく、断食ダイエットだからこそ痩せる理由があるのです。また断食することによって得られる効果やメリットには、さまざまなものがあります。

体内に蓄積された脂肪を分解して体重減少に


断食をするということは、いつも食事で補給しているエネルギーを摂らなくなるということ。外からのエネルギー補給がなくなることで、体のなかに蓄積されているエネルギー分、つまり脂肪を分解させることにもつながると言われています。この働きによって、ダイエット効果が得られるんですね。

血中の悪玉コレステロール値が低下


断食には、血中の悪玉コレステロール値を低下させる効果があるのだとか。これは断食によって体内のエネルギーが消費される際に、血中の悪玉コレステロールも使用することによる働きが大きいとされています。

デトックスによって、美容効果や免疫力アップも


断食をすることで、胃腸をはじめとした内臓を休ませることができます。内臓を休ませるということは、食べ物を消化するためのエネルギーが他のことに使われるということにもなりますね。また空腹時に出る「モチリン」という酵素が腸のぜん道運動をうながし、体内の老廃物の排出を手助けしてくれる働きが期待できます。

老廃物を排出し、腸内環境を整えることは体の免疫力アップにもつながるそう。さらには胃腸を始めとした内臓の代謝や機能もアップし、肌のターンオーバーを整えてくれたり、髪の状態も整えてくれたりというメリットがあります。

リラックスして精神的に落ち着くことができる


断食することで糖質が不足すると、「ケトン体」という物質が生成されます。このケトン体にはα波を増やし、気持ちをリラックスさせる効果が期待できます。

またデトックス作用で腸内環境が改善することによって、気持ちを落ち着かせる「セロトニン」も多く分泌されるそう。断食ダイエットでは、精神的に落ち着いてリラックスできる効果も期待できます。

断食ダイエットの基本的な正しいやり方は?


断食ダイエットには、基本的な正しいやり方があります。ただやみくもに食事を絶つのではなく、正しいやり方に従って進めていくようにしましょう。基本的な断食ダイエットのやりかたと共に、3日間の断食ダイエットをおこなう場合のスケジュールも併せてご紹介します。

断食ダイエットの準備期(断食1〜2日前)


断食ダイエットには、断食の準備をするための「準備期」、実際に断食をする「断食期」、そして断食から回復するための「回復期」があります。まずは準備期について見ていきましょう。準備期には、食事で断食に向けた準備をおこないます。

・和食など胃腸に負担がかからない食事を摂る
・断食前夜の夕食は、おかゆやスープ、ドリンクなどにする
・食べ過ぎず、腹八分目くらいを心がける
・アルコールや刺激物、菓子類などは避ける

3日間断食をおこなう場合は、この準備期を断食前日にするようにしましょう。

断食ダイエットの断食期


断食期は、実際に断食をおこなう期間。1〜2日ほどおこなうケースが多く、なかには3日間おこなう人も。3日間の断食ダイエットをおこなうなら、この断食期は1日だけということになります。

断食期は固形物を一切食べず、水分補給のみという生活です。水分補給は水だけではなく、ジュースやスムージーなどのドリンク類も摂取できます。固形物さえ食べなければいいので、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。

断食ダイエットの回復期(断食後1〜2日)


断食終了後は、回復期としてゆっくりともとの食事に戻していきます。まずはスープやおかゆ、ヨーグルトなど胃腸に負担の少ないものから始めましょう。回復期の最後の夕食に、普段のより半分程度の量にした固形物の食事を摂るようにします。

3日間の断食をおこなう場合は、断食翌日の夕食に固形物を摂るように進めていきましょう。しかし固形物を食べるのが辛いと感じたら、無理をせずもう1日かけてゆっくりと回復させていきましょう。

断食ダイエットをやるときの注意点は?


断食ダイエットには注意するべきポイントがあります。どんなダイエット方法でも、注意点をしっかり守ってやることが成功のカギに。そこで断食ダイエットの注意点を見ていきましょう。

自分は断食ダイエットに向いているかどうかをチェックする


断食ダイエットには向いていない人が存在します。もし自分がその「向いていない人」だった場合は、断食ダイエットそのものをしないほうがいいでしょう。無理をして断食ダイエットをすると、健康を害する恐れがあります。

・病気治療中や、体調不良
・脳疾患や動脈硬化などに罹ったことがある場合
・妊娠中や授乳期
・生理中
・仕事などが忙しかったり、ストレスが多い環境にあるとき
・やせ型(BMI値が18.5未満)

これらに当てはまる人や、疲労感がある人、他に健康面で不安がある人などは、断食ダイエットはおこなわないようにしてください。また成長期の子どもにも断食ダイエットはNGです。もし周囲に断食ダイエットをしたいという子どもがいたら、止めてあげるようにしましょう。

断食ダイエットの前後は暴飲暴食を避ける


断食ダイエットの前後には、食べ物にも気をつけなければなりません。断食ダイエットの直前や、ダイエット後の回復食を終えて通常食になったときには、胃腸の負担を減らすためにも暴飲暴食を避けるようにします。アルコール類や刺激の強い食事、肉類の大量摂取などは避け、胃腸に優しい和食を心がけるようにしましょう。

また断食ダイエット前後や最中は、喫煙も避けたほうがいいとされています。喫煙による断食ダイエットへの大きな影響はありませんが、万全の体調で断食に臨むためにも、少しの間だけタバコを手放してくださいね。

断食ダイエット中は、水分補給を忘れないようにする


断食ダイエット中の水分摂取はできますが、食事からの摂取がない分、水分不足に陥りがちです。脱水症状を起こさないよう、普段以上に水分補給を意識するようにしましょう。

断食ダイエットの種類にはどんなものがあるの?


断食ダイエットと一言で言っても、さまざまな種類があります。どんな種類があるのか、ひとつずつ見ていきましょう。

ヨーグルト断食ダイエット


ヨーグルト断食ダイエットとは、その名のとおりヨーグルトだけを食べるという断食ダイエット。ヨーグルト断食ダイエットの魅力は、断食していても栄養が摂れるうえ、善玉菌も摂取できることですね。

ヨーグルト断食ダイエットを実行するのは月に一度、週末を利用します。空腹を感じるときは、水分補給も兼ねて無糖の炭酸水を飲むようにしましょう。

ヨーグルト断食ダイエットのやり方


<断食前日>
前日の夕食は、和食を中心とした消化の良い食事をするようにします。このとき、食べ過ぎないように気をつけましょう。

<断食初日と2日目>
初日から2日目の昼食までは、次のような食事を摂ります。

・プレーンヨーグルト 100〜150g
・100%の野菜ジュース 200〜400ml(豆乳でもOK)

<2日目夕食と3日目朝食> 
2日目の夕食と3日目の朝食は次のような食事を摂ります。3日目の昼食から、通常の食事に戻しましょう。

・おかゆ(茶わん一杯分)
・具なし味噌汁

3日間断食ダイエット


3日間断食ダイエットとは、今回ご紹介している断食ダイエットとは少し異なり、3日間に渡って水だけで乗り切るダイエット方法。とてもシンプルなやり方ですが、経験のない人がいきなり3日間断食ダイエットにチャレンジするのは避けたほうがいいでしょう。

始めるなら、まずは「1日間断食ダイエット」にチャレンジし、次は「2日間断食ダイエット」と徐々に慣らしていってくださいね。また、準備期や回復期も断食の前後におこなうことをおすすめします。

お寺でも断食ダイエットができる?


断食ダイエットの方法として、「お寺で断食修行をする」という方法が注目されています。断食だけではなく、写経や心身の鍛練もおこなうそう。心も体も清々しく綺麗になれる断食修行は、女性だけではなく男性にも人気があるのです。

「PCやスマホを持ち込んではいけない」「お寺の水以外は飲んではいけない」など、お寺によって細かいルールも決められており、事前の健康診断が必要なケースも。

ただし、どのお寺でも断食修行をおこなっているわけではありません。断食修行のプランがあるお寺は限られていますので、お寺のHPなどで確認してくださいね。また基本的には予約制ですので、いきなり「断食修行をしたい」と押しかけないようにしましょう。

断食ダイエットでリバウンドしないためにやるべきこと


断食ダイエットは、リバウンドしやすいダイエット方法でもあります。リバウンドを避けるためにやるべきことを見ていきましょう。

まずは、断食ダイエット中には食べ物のことを考えない工夫をしましょう。断食中に食べ物のことばかり考えてしまうと、断食後に加減できずに過食に走ってしまう原因にもなるそう。体を動かしてみたり、外出してみたり、食べ物のことを考えなくてもいい工夫が必要です。

また断食ダイエットが終わっても、すぐ何でも食べていいわけではありません。おかゆやスープといった、胃腸に優しい食事から再開する必要があります。断食状態になった体を少しずつ元の状態に戻し、リバウンドを防ぐためにも、回復期の食事は正しく食べるようにしましょう。

通常食に戻ったあとも、栄養バランスをしっかり考えた食事を摂ることが大切です。断食の反動でつい炭水化物を食べすぎてしまったり、油っぽいものばかり食べてしまったり。また、過食がちになってしまうケースもあるとのこと。食事全体の栄養バランスを考え、腹八分目を意識して過食にならないように心がけましょう。

回復食や通常食にも共通しますが、断食ダイエットは正しい方法でおこなうことが大切です。正しい方法でおこなわないと、リバウンドしやすくなってしまいます。断食ダイエットの準備期間も含め、きちんと計画を立て、正しい方法でおこなうようにしてくださいね。

まとめ


無理のない断食をすることで、ダイエット効果以外にもデトックスや美肌、代謝アップなど、さまざまな効果を得られる断食ダイエット。正しく実行すれば、体重も減って心身ともに綺麗になれる嬉しいダイエット方法です。リバウンドしやすいという特徴もありますが、注意点を守ることでリバウンドを回避することも可能になります。短期間の断食ダイエットで、体の中から綺麗になってくださいね。