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ー ヴォランテ& AMR開発中 トルクが魅力
ー ヴォランテ登場は必然 運転を楽しむモデル

ヴォランテ& AMR開発中 トルクが魅力

アストン マーティンCEOのアンディ・パーマーは。DBS スーパーレジェーラのヴォランテ、さらにはAMRバージョンが開発中であることを認めている。

詳細は不明だが、パーマーはDB11用のテンプレートは、アストン マーティン主要モデルのすべてで使用される可能性があるとも話している

「すべてのモデルにAMRバージョンが登場するとお話ししていますが、ヴォランテも当然ラインナップに加わります。事実、既にテストは始まっています」とパーマーは話す。

詳しい内容は明かしてくれなかったが、パーマーはDBSスーパーレジェーラのトルクが、フェラーリ812 スーパーファストのそれを上回るものであることを強調することで、AMRモデルではパワーよりもトルクが重視されることを示唆している。

「スタンダードのDBSスーパーレジェーラは、誰もが恐怖を感じることなく運転できるようにデザインされていますが、そのトルクがもたらす刺激は別です。このトルクこそが、すべてのドライバーが楽しむことのできる素晴らしい特徴となっています」とパーマーは話している。

ヴォランテ登場は必然 運転を楽しむモデル

「しかし、AMRが積むエンジンはもっと出力を上げることもできます。問題はコストと、どれだけ開発期間を掛けられるかです」

さらにパーマーは、拡大するアストンの顧客層と、新たなモデルラインナップに対する認知度が上がったことで、ラインナップ拡充の必要性があったとして、ヴォランテに関しては悩む必要はなかったという。

「2016年にはV12エンジンを積んだDB11が、V12モデルとしては市場で50%のシェアを獲得していました。素晴らしいことではありますが、そもそもこの市場は販売数を期待できるようなところではありません」とパーマーは話す。

「V8、ヴォランテとAMRの登場が、DB11にさらなる魅力を加えたことで、V12はスポットライトが当たりづらいですが、これにより、われわれには、より多くの多彩なモデルをラインナップできるだけのスペースが与えられたのです」

「DBS スーパーレジェーラ・ヴォランテの登場は必然です。明確な意図を持った速いクルマですが、神経質だったり、恐怖を感じたりするようなことはなく、運転を楽しむためのモデルです」