メルマガ『堀江貴文のブログでは言えない話』も大好評な、出版やビジネスにと精力的に活動を続けるホリエモンこと堀江貴文さん。そんな堀江さんの人気YouTubeコンテンツ『居酒屋ホリエモンチャンネル』に、メルマガ『【最も早くおしゃれになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』の著者で、8月にファン感謝イベントを開催予定の人気ファッションアドバイザー・MBさんがゲストです。低身長ブランド立ち上げで盛り上がった第1回、GUが日本で苦戦する理由が明かされた第2回に続き、最終回となる第3回目は、アパレル業界で世界進出を狙うなら「ユニクロとZOZO の中間」を狙え、という興味深いお話。最後まで見逃せませんよ。

アパレル業界は「ZOZOとユニクロの間」が狙い目だ

堀江:ところでさぁ、MBさんは世界展開とかやんないの?

MB:世界展開?

堀江:うん。

MB:中国版のメルマガを出しましょう、みたいな話はよく頂いてるんですけど。僕が書いてるのは要するに「脚が短いのをどうするか」とか、アジア人向けの話なんで。

堀江:アジアはいけんじゃない?

MB:アジアはいけると思います。書籍のほうは中国・台湾・韓国でもすごく売れてるから、メルマガも……。

堀江:やったほうがいいんじゃない?

MB:そうですよね。中国版メルマガはやろうかなと思ってて。

堀江:その点、和牛は中国には行けないから。

MB:そうなんですか。

堀江:和牛は輸出できないんです。

寺田:牛の口蹄疫でしたっけ?

堀江:いや、でも禁輸なのは中国だけだから。それも中国の戦略で、要は口蹄疫が出たことをネタにして、現地では中国和牛みたいなのが出ていますから。

MB:中国和牛?

寺田:それはもう和牛じゃない。

堀江:和牛の精子を密輸して……。

MB:なるほど。

堀江:もう今はUS和牛とか、オーストラリア和牛とかあるから。

MB:そうなんですね。

堀江:アメリカだともう和州牛ってブランドができていて。まあ、もちろんセカンドディア、サードディアの精子なんで、日本で管理してる一流のウシの精子ではないんですけど。

MB:それでもブランドができるんですね。

堀江:でもやっぱ、そんなおいしくないっていうか、和牛ほどはおいしくないんだけど、やっぱり売れるっていうか。和牛だって言って売ってるから。

MB:なるほど。

堀江:これは結構な問題なんです。だから、中国にはなかなか行けないし。……でもファッションなら行けますからね。

MB:行けますね。

堀江:中国はデカいよ。

MB:デカいですよね、マーケットが全然違うから。

堀江:家電とかゴルフクラブとか、日本のブランドがどんどん行ってますよね。てか、中国人が買収して、中国へ展開させてるという。ほら、ファッションブランドでも裏原の……なんだっけ?

MB:アンダーカバー? エイプ?

堀江:エイプとかは中国系の会社が買収して、向こうで展開してるじゃないですか。

MB:そうです。でもその辺のブランドは、みんな中国に行きましたね。日本で有名になって名前を売って、中国へ行って売って……みたいな。ただ、その中国で展開するときには、既に中国では同じ名前のパクリブランドが出てるから、中国に行くときに名前を変えなきゃいけないみたいなのがあるんですけど。アンダーカバーも向こうではアンダーカバイズムに変わったのも、中国で同じブランドがあったから。しょうがねえからって名前を変えた、みたいな。

MB氏

堀江:先に商標を取られたの?

MB:そうそう、取られちゃったりとかするんですけど。まあそういう意味では、全然いけますね。ステュディオスとかは今、メンズだと超売れてるんですけど、その辺も中国へ行って大成功してますし。

堀江:だから何が売れるのか、よく分かんねえんですよね、僕的には。

MB:それはアパレルの中でも、模索してる感じはありますね。どれが当たんのか、今みんなで実験してるのはあります。

堀江:まだ、でもそんな感じなんだ。

MB:はい、分かってないです、誰も。まあメジャーな、エイプとかアンダーカバーとか一時代を築いたみたいなとこは全然……ギャルソンとかはいけるんですけど。

堀江:でもエイプとかは、みんなリスペクトしてますよね。香港とか行くと、もう何かあのフィギュアみたいなのをいっぱい……。

MB:ありますね。

堀江:自分の部屋とかにバアって飾ってたりして。「ああ、リスペクトしてんだな」みたいな。

MB:エイプってフランスの……今はないけどコレットっていうセレクトショップで扱ってもらって。

堀江:うん、なくなったやつですね。

MB:そうそう。「あっ、おしゃれなんだ」みたいな。あれはおしゃれなんだってイメージが付いて。だから横に展開しても、地方に展開しても、中国に展開しても、何かダサくなり過ぎないっていうか。イメージ展開は、すごいうまかったなとは思いますけど。

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寺田:……あっ、来ました。シャトーブリアンTシャツが。

堀江:ここにあるポケットがチャームポイント。これもだからオーバーサイズ気味に、ダボッと着たほうが……。

MB:へー。結構ちゃんと作ってるんですね。

堀江:ちゃんと作ってますよ。そうじゃないとMBさんに勧められないです、それ。

MB:すげえ。

堀江:これは5400円で売ってるけど、多分、店で買うともうちょっと安いんです。4000円とかで買えるんですけど。

MB:ああホントだ、ポケットが付いてる。

堀江:ポケットが結構かわいいんです。僕たちがこれをオフィシャルのユニフォームとして着てんですけど。

MB:確かにちゃんとした素材を使っている。

堀江:ちゃんとした素材を使わないと……。

寺田:やっぱ、そこ大事ですよね。

MB:大事、大事。

堀江:でも、こうやって海外に持ってくと、みんな喜んで着てくれるし、外人のシェフとかに着せると……。

MB:イイっすね、おしゃれですもんね。

堀江:それこそあれだよ、今、相方がロンドンの何だっけ、フォートナム・アンド・メイヤーズだっけ?

MB:何でしょう?

堀江:何かすごいところ……何か俺もよく分かんないけど、そこでイベントをやってます。

MB:なんかイイとこで、イベントをやってるんですね(笑)

堀江:昨日はセレブが20人ぐらい集まって、ディナーをやってました。……で、こうやって、ちゃんと全部インスタで発信して。

MB:堀江さんのインスタは、和牛マフィア量が多いですよね。

堀江:フォートナム・アンド・メイソン。ココでやるっていうのは結構、さっき話したエイプのコレットじゃないけど……。

MB:あ、そういうことなんですね。イメージ戦略的な。

堀江:そうそう、もう完全にイメージ戦略です。ベッカムがうちの店に来るとか。

MB:そういう感じなんですね。

堀江:サッカー選手は結構カジュアルにつぶやいてくれるんで。それは大事、非常に大事なんです。

MB:なるほど。……あぁ、世界展開ということではないんですが、僕ファッションの漫画をやってるんですけど。

堀江:うん、知ってる。

MB:あんまりバラしちゃいけないんですけど、いろいろメディアミックスが始まりそうで。今、もうちょっとで100万部行きそうなんで。

堀江:ねえ、あれいいよね。俺、買って読んだもん。

MB:何か堀江さん、いろんなところで書いてくれて……。

堀江:『服を買うならこんなふうに』。

MB:そう。すごい、よかった。

堀江:めちゃくちゃいい漫画ですよ。

MB:ありがとうございます。

堀江:いや、ほんと見つけたよね、あのマーケットを。ライザップからコラボしたいって言われませんでした?

MB:来そうですよね、ライザップは。俺も、それちょっと思ってるんですけど、まだ来てないです、残念ながら。

堀江:何でなんだろう、あいつ。

MB お待ちしております。

堀江:駄目だな、瀬戸君。瀬戸君、紹介しますよ、今度。

MB:ぜひお願いします。

寺田:ずーん、ずーんってやったら、格好よくなってたりね。

堀江:違う、アレなんじゃない。そうじゃなくて、ライザップはジーンズメイトを買収したんだ。

寺田:あぁ、そっちだ。

堀江:うん。別にライザップのトレーニングのほうじゃなくて。

寺田:いや、おしゃれに変身させるっていうあれかなと思って。

MB:まぁ、ジーンズメイトでそれやってもいいかもしれませんね。

堀江:俺は、だからどっちかっていうと、ジーンズメイトの話をしてるの。もうジーンズメイトの再生といったら、そこしかないと思うんだけど。

MB:うん。

寺田:ジーンズメイトねえ。

堀江:もうジーンズメイトっていったら、鉢巻きにジージャンで「GG(ジージャン、ジーパン)セット」みたいな(笑)。イメージ的にそうじゃない? 分かる?

寺田:はい。

堀江:何ならケミカルウォッシュ。そんな感じじゃない、ジーンズメイトって。

MB:まあ、イケてない感じですものね。

堀江:でも、逆にいうと、いくらでもイケてるようにできるよねっていうか。

MB:そう、そうなんですよ。まあ説明の仕方が正しいかは分かんないけど、イケてない人が集まってるからこそ、すごいマーケットになるというか、未来があるっていうか。ファッションに興味がない人に洋服を売るのって、意外と簡単なんですよね。逆に、ファッション感度が高い人に物を売るのって……。

堀江:めちゃくちゃめんどくさいっすよね。

MB:めんどくさいし、大変だし。

堀江:うるせえし。

MB:競合もいっぱいいるし。……だから僕は今、しまむらとかドン・キホーテとコラボしてるんですけど。そういうところでおしゃれにするっていうのって、すごい簡単だし、やりがいがある。でも、セレクトショップでアロマズとかとコラボしてやるってのは、何か大変だし、満足度が低いしっていう。

堀江:うん。だから全然分野は違うけど、ホリエモンチャンネルでゴルフ習ってる武市君、いるじゃない?

寺田:はい。

堀江:あいつもそうなの。ゴルフのレッスンプロで、たまにホリエモンチャンネルに来てゴルフを教えてんですけど。彼はプロを教えないんです。特に男子プロとかは絶対、教えない。「面倒くせえから、やりたくないです」つって。

MB:同じですね。

堀江:アマチュアの人たちを教えるほうが全然ラクだし、伸びしろもある。でも、プロはうるさいし、伸びしろもそんなないし。

MB:そうそう。伸びしろ……そうですね。

堀江:ゴルフのプロを相手するのは、多分メンタルトレーナーのほうが向いてるんです。ゴルフって、トッププロはみんなうまいから、あとはメンタルなんです。

MB:なるほど。

堀江:だって、パットが1ミリずれただけで入んねえから。……イップスっていう言葉があるんですけど、知ってます?

MB:分かります。

堀江:だからパターでも、こうやってスーって打てばいいのに、こんなんなっちゃうんです。何かよく分かんねえ動作が入っちゃうぐらい、すごいんですよ。

MB:なるほど。いや、同じですね。そう、ほんと感度が高い人ほどめんどくさいし、そこに未来がないし。

堀江:そう。それに全然ファッションに金使ってないでしょう、アマチュアの層って?

MB:そう、そうなんです。

堀江:だから、その人たちが月1万円余計に金を使うだけで、ものすごいマーケットがありますから。

MB:そうなんです。だって世の中でファッションに興味がある人とない人と、どっちが多いかと言ったら、興味のない人のほうが多分9割だと思うんで。

堀江:そこのマーケットはZOZOも狙ってない気がするけど、どう?

MB:狙おうとして、多分ZOZOスーツでプライベートブランドで安くして、みたいな。ローエンドのところを。

堀江:でも、そこじゃないんじゃないの?

MB:ないと思います、僕も。

堀江:だよね。

MB:だからそれは間違ってると思うんです。

堀江:どうやったらそこにアクセスできると思う? これ、Amazonも多分、狙ってると思うんだよね。……もっと言うと、俺って、ファッション感度が低かった人なんで、どちらかというと。それで服屋さんとか行くとき、ちょっと何か話し掛けられんの嫌だな、とか思ってたの。

MB:あぁ、それは嫌だ。

寺田:私も嫌だ。だから耳にイヤホン付けて、何も音楽聴いてないのに聴いてる風にして、店に入ったりしますもん。

堀江:俺はだから、ZOZOTOWNとかが出てきて、ちょっとラクになった。

MB:そうですよね、ほっとしましたよね。

寺田:私も最近9割は通販です。

MB:結局そうなっちゃうんだ。

堀江:何か話し掛けられなくていいし……。

MB:そうそう、すげえ分かります。

堀江:いろんな服を置いてあるし、好きなブランドとかもあるし。

寺田:検索できるし。

堀江:多分ZOZOTOWNは、前澤君がやっぱり感度が高い分、そっちを狙ってると思うんだよね。

MB:うん、そうですよね。……でも、どこまで行ってもユニクロに勝てない未来しか見えないけどなぁ。ローエンドのところでは。

堀江:ほんと?

MB:うーん。結局ZOZOスーツって、そのハードルを下げるっていうか……例えば堀江さんとか寺田さんとかは、ZOZOで買うっていうところまで行けるじゃないですか。

堀江:うん。

MB:でも、そこに行けない人もいるわけで。どっちかっていうと、その人口のほうが多いわけです。

寺田:それは通販で買おうと思わない人?

MB:そもそも興味がないんです。

寺田:ああ、服を買おうと思わない?

MB:そう。それが大多数で、そこをどう引っ張っていくかってこと。ZOZOはZOZOスーツで「サイズの心配しなくていいよ」「失敗はないよ」「値段も安いよ」ってやるんだけど、服を買おうと思わない層を引き抜けないと思うんですよね。

堀江:そこは引き抜けないよね。……でも彼らは、ユニクロとかしまむらで買ってるってこと?

MB:ユニクロで買ってると思います。そこからどうやったらZOZOに行けるのかって、ちょっと未来が見えないですね。……やっぱり店舗なんですよ、彼らにとっては。洋服なんか消耗品で、別におしゃれなんか要らないから、誰でも入れて、どこにでもあるユニクロで適当に買って……っていう需要を、ZOZOに持ってくのってかなり難しいと思うんですよね。

堀江:いや、でも別にZOZOに持っていかなくてもいいんですけど。そのユニクロ以外の解はあるのかという話です。そこに俺、すごい興味があって。だから店舗がないとダメだってことでしょ?

MB:だと思います。わざわざ、だって検索しないっすもん。

堀江:うん、検索しないね。

MB:だから店舗ですよね。てなると、やっぱりユニクロなのかなと思いますもんね。

堀江:ユニクロで買うのが、もうラク?

MB:うん。ちょっと行ったらすぐ買えるから。例えば家電屋の帰りとかに行けるから。

堀江:じゃ、もうユニクロ最強説? ……まぁでも、確かに値段も安いしな。それで、まぁまぁ洒落てるよね。

MB:そうなんですよ。だからユニクロユニクロで、そういう人たちをおしゃれにする努力もしてるから。

堀江:そうね。Tシャツとかはイイもんね。

寺田:でも、ユニクロはもうちょっとサイズ分けしてほしいと思っちゃうな。

MB:……ていう人向けの。ユニクロとZOZOとの中間ぐらいだったら、いけると思うんです。

堀江:確かに。でも、ライザップはジーンズメイトをどうするつもりなんでしょうね。ジーンズメイトって、ユニクロ以前からあるからさ。

寺田:ありますね。昔からある。

MB:やるとしたら、そのユニクロとZOZOの間ぐらいかなと思いますけどね。

堀江:そうか。そうか。

寺田:それこそこういう低身長とか、またちょっと話が戻っちゃうんですけど。ユニクロって何か結構サイズがでかくて、S・M・LとかだったらSでもでかいと思って、ぱっと当てて無理だと思って。結局買えなくて終わっちゃうっていうこと、たまにあって……。

MB:実はそういう人をカバーするために、ユニクロって通販ではXSとか4XLとかやってんです。

寺田:わーお、知らなんだ。

MB:店舗はやらないけど。それってすげえ合理的で、店舗に行って、そういうふうにサイズ違うなって思う人って、もうホントの超初心者段階から抜けてるわけじゃないですか。自分のサイズが合わないって分かってるんだから。そういう人はわざわざ検索して買いに来るだろうから、通販でいいやって考え方なんです。

堀江:そうか。

MB:だからユニクロは超頭いいと思います。……まぁ、とはいっても通販比率はまだまだ低いんで、ユニクロは頑張んなきゃいけないところはいっぱいあると思うんですけど、そういう罠の仕掛け方は、やっぱり……。

堀江:ちゃんとしてるんだ。

MB:ちゃんとしてます、考えてます。

堀江:でも、逆にいうとZOZOのマーケットに、行かなくてもいいんだもんね。

MB:行かなくていいと思います。逆に前澤さんがZOZOスーツとか安いオリジナルブランドで下に下がってこようとしてるから……今、前澤さんと柳井さんって仲悪いんですよね。

堀江:うん。何か柳井さんが口利いてくんなくなったっていう……。

MB:そうそう。それは理解できる。ユニクロがもう、その一番下の層に関しては取っちゃってるから。

堀江:そこはもうっていう話なんだな。

MB:それはそれとして、その次の領域。ジーンズメイトとか。

堀江:じゃ、あれだ、Amazonが完コピするぐらいだな。

MB:そうですね。

堀江:Amazon完コピしそうじゃないですか。

MB:完コピしそうですね。

堀江:それで、コンビニとかに服とか売りそう。

MB:売りそう、めっちゃ売りそう。それは、まあいいかもしれないですね。

堀江:それで、サブスクで服が届いたりしたらいいよね。

MB:ああ、いいですね。……スーツは僕、やってんです、サブスクリプションモデル。

堀江:え、そうなの?

MB:はい。紳士服のAOKIと組んで、スーツボックスっていう業態で。AOKIさんが主導で動かしてて、僕がキャラクターとロジック提供で入らせてもらってるんですけど。月額7000円とか6000円とかでスーツをレンタルして、毎月毎月新しいのに替えて……みたいなのをやってる。

寺田:それ、超イイ。

MB:そうなんです。クールビズとかはみんな困るんで。「スーツだったらまだ分かるけど、ジャケットを脱いでネクタイ外して、何着りゃいいの?」みたいな。それを全部フルセットで渡すんで。しかもスタイリングを考えてるのは僕らとかなんで、間違いのない服が届いて、そのまま普通に過ごせると。

堀江:そうか。もう、だから狙うべきところは、それこそZOZOとユニクロの間しかないんだ。

MB:それは全然あると思います、まだまだ。言ったってZOZOで買わないですもん、普通の人は。やっぱ買うのは、それなりのオシャレな人ですよ。

堀江:だから、ちょっと上を狙いたい、ユニクロのね。ユニクロから脱皮したい。

MB:そうです。ユニクロで買ってる人って、まあいいんだけど、やっぱどっかしら不満は抱えてるわけです。ユニクロで大満足っていう人は、そんなにやっぱりいなくて。……ユニクロさんを敵に回しそうですけど(笑)、ちょっと褒めてもらいたいみたいな感覚があるわけで。

寺田:でも、下りてくるってパターンって、ないんですか。何かZOZOとか行って、でも価格帯が安いから、スキルを身に付けてユニクロに下りてくるとか。

堀江:それはMBメルマガ読者だよね。

寺田:ああ、そうか。

MB:うん、そうですね、それは僕の読者です。

堀江:そうか、そこだった。

MB:そう。「ZOZOで消費しなくていいんだ」みたいな。

堀江:俺はそこまでコストのことを考えなくていいから、相変わらずZOZOで買うんだけど、確かに収入が少なかったらMBメルマガに行きますよ。ほんと、めちゃくちゃコスパいいよ。勝間和代さんのメルマガとかを読んでる人たちは、そうですよ。

MB:うん、そうそう。

堀江:コスパ、コスパって。

MB:ちょっとね、そういうコスパとか、理知的な方はね。

堀江:「ホットクック使います」みたいな。勝間さんにバーミキュラ ライスポットを勧めたら、「コスパ悪い」って。「ホットクックで十分です」みたいな(笑)。

寺田:あれってコスパ悪いかなぁ。

堀江:いやいや。なんかね、ホットクック大好きです、あの人。もうね、「お焦げが……」とかは、どうでもいいから(笑)

MB:(笑)。どうでもいいんだ?

堀江:もう何かね、どうでもいいから、あの人。全然、ほんと、アレっぽい感じよ、コスパ、コスパって。

MB:うん、でもそういう人が多いですね、うちの読者は。

堀江:いや、それはそれで俺は、ひとつの生き方だと思うから。安くてファッション的にも及第点を取ってればいいから。

MB:うん、そうです。

堀江:及第点よりちょっと上だったらいいから、そこは最少限のお金にして、他のところに投資をすると。

MB:そうですね。でも不思議なことに、そういうふうに教えてくと、男の子だからどんどん探究心が出てくるんですよね、みんな。「もうちょっと先を教えてくれ」みたいな。

堀江:ほう。

MB:そういう人たちは、やっぱりサロンにどんどん入って来る感じ。で、サロンで自分で洋服を作り始めちゃって、ブランドを始めちゃったりとか。

堀江:そこまで行く人は行っちゃうよね。

MB:行っちゃいます。でも、そのコンテンツの中で成長構造があるのが、すごいなと思います。初めはお金節約して「及第点でいいや」と思っていたのに、気が付いたら自分でブランドやってたみたいな。成長する階段があるっていうのは、すごいコンテンツとしては正しいなと思って。

堀江:まだ逆に、そういうポテンシャルを抱えてる人はいっぱいいるってことだよね。

MB:いますね。いますいます、めっちゃいます。

撮影:上岡伸輔

……と話の尽きないお二人ですが、対談は今回で最終回です。まだまだ載せきれなかった熱いトークの続きですが、8月中にお二人のメルマガにご登録いただくと今回の対談のフルバージョンを全文お読みいただけます。ぜひご登録をご検討ください!

 

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