2018年8月17日、関東地方では久しぶりにひんやりした朝だった。秋の気配を感じた人も多かったかもしれない。

ところが北海道では、早くも初雪の知らせだ。大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイのツイッター公式アカウントから次のような写真付きの投稿があった。

北海道大雪山系黒岳にある黒岳石室にて、初雪が観測されたという報告である。Jタウンネット編集部は北海道に電話して話を聞いた。

「どおりで寒いわけだ」「...コートを出しました」


大雪山層雲峡・黒岳ロープウェィ(pakkuさん撮影、Wikimedia Commonsより)

17日正午過ぎに電話で答えてくれたのは、大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイを運営する「りんゆう観光」の担当者だった。

初雪を観測したのは本日未明でしたが、昼頃には溶けてしまいました。例年は、9月中旬頃なので、1カ月ほど早い気がしました」

大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイの公式フェイスブックには、次のような投稿も......。

【黒岳石室 初雪ふりました!】
大雪山系黒岳では、本日8月17日(金)午前0時52分に黒岳石室にて初雪が観測されました。0時52分の黒岳石室は雪、気温は0℃です。
なお、昨年の初雪は、9月28日(木)12時15分でした。
1974年からの記録では最も早い記録となります。
今まで一番早い記録は2002年の8月21日17時26分でした。
平年値は9月18日となります。

また、「黒岳石室とは...大雪山系黒岳の山頂より700mほど歩いた標高1900mの場所にある避難小屋です」という但し書きもあった。

ツイッターにはこのニュースを知った人々からさまざまな声が寄せられている。

「今日僕はコートを出しました」「でも実は昨日の晩からコタツを入れてます」「どおりで寒いわけだ」などといった感想は、北海道の人たちだろう。

「昨日今日と北海道は寒くて上着がないと外出できない」「こたつ布団出した」「北海道の夏は、もう終了??」といったコメントもあった。