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亀田ボクシングコント再興に腹案アリ、トラストミー!

電撃的にひらめきました。すべての風が亀に向かって吹いています。世間からは半ば抹殺され、いまや主戦場はAbemaTVとなっている亀田ボクシングコント一座。かつてこの一座が平均視聴率40%を超える国民的な有名人(※人気者ではない)であったことなど、今の若い子たちは知らないでしょう。それはKAT-TUNがまだ6人で、TOKIOがまだ5人だった時代です。

あの頃の世間は今よりももっとずっとピュアだったのかもしれません。パッと見た感じで決して普通ではない一家なのに、それが逆にイイネ!なんてことで国民的な存在に押し上げてしまったのですから。もっと疑い深く、もっと慎重に、もっとワイルドに、もっとたくましく生きていたなら、あそこまでの祭りにはならなかったでしょう。それが一家を幸せにもし、思いがけない方向にも導きました。僕自身も責任を感じています(※ウソですが…)。

そんな亀田ボクシングコントから最終兵器(※オワコンの意ではない)の呼び声高い3号和毅(※ともき)が、久々に世間を騒がせてくれました。16日に行なわれたIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチの会場に現れ、タイトルマッチ後のリングに乱入すると、勝者であるドヘニーに対戦要求をぶち上げたというのです。「イイネ!」「このプロレス風味がほしかった」「出会って5秒で試合」と僕も思わずニッコリです。

↓和毅(※ともき/かずきではない/三浦「知」良と逆と覚える)ももう27歳か!焦る年頃だな!

乱入するために試合が終わるのを待っていた!

ヒマなんじゃない、これが仕事なんです!



この日は勝利の余韻にひたる王者から門前払いされまして、「殴られなかっただけでも幸運だと思え」と怒られたとのこと。これに関しては「殴り合おうと言ってるんだから殴ってくれてかまへんで?」「ていうかそもそも殴れるかな?」「亀田がすべてのパンチを華麗にかわすでー」と反論のひとつもしたくなるところですが、まぁガン無視よりはイイ感じです。「ふーん」で終わられると遺恨も何も生まれませんが、怒ってくれたことで今後のつながる余地もあるでしょう。

それにしても、こんなことまでしないといけないとは不憫なものです。協栄ジムはちゃんとサポートをしてくれているのでしょうか。言うても元世界王者、現在でもWBAの2位、WBCの2位、IBFの3位、WBOの9位にランクする世界トップランカーです。本来ならば団体のほうから、そろそろ試合などいかがでしょうかと茶菓子のひとつも持参して試合のご提案をすべき選手です。それが自ら交渉に出向かないといけないとは。しかも本人たち曰く「全部断られてだれも受けてくれない。亀田ってだけで、ふつうの倍のファイトマネーもふっかけられる」という状況だとか。

↓ファイトマネーをふっかけられても仕方ないイメージ作りをしてきた自己責任ではあるが、相場は守っていただきたい!
<「お札が汚れたので洗ってみた」風の記念撮影>


<「お兄ちゃん新車買ったで」の記念写真>



これはふっかけられそうですなぁ!

本当は「チケットで支給(手売りで勝手に儲けるシステム)」で相談したいところだが!

↓亀田のオヤジもYouTuberとして仕上がってきたので、ふっかけられそうです!


ていうか、妹が誕生日プレゼントでくれたワイヤレスイヤホン使ってないやないか!

試合会場では耳から白いウドンみたいなのを生やしてるやんけ!

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この現状を打破していきましょう。策はあります。

現在のボクシング界はそもそも対戦を組むことが難しい状況となっています。興行権の売買、対戦相手の選り好み、試合をすることよりも「評判を落とさない」ことを優先する風潮…単純に強い者と強い者が戦うことは少なく、「相手がどんな評判を身にまとっているか」「勝つことで自分の評判がどう上がるか」の吟味ばかりをして、なっかなか対戦しようとはしません。漫画「はじめの一歩」で連載開始当初から仕込んであった「一歩VS宮田」が実現しないまま一歩が引退したクソストーリーも、現代ボクシング世情を反映していると思えば理解はできます。そんなクソストーリーがリングの外側を跋扈しています。

↓村田諒太さんもマッチメイクにはこだわっているらしいぞ!


「どっちが強いか拳で決めようぜ」の前に決めることがたくさんあって、それが終わらない!

拳の段階までいったら、もうフィナーレって感じ!

さぁ、ここで僕からの提案です。亀3号、ここは一旦プロ戦線から撤退しましょう。次なる目標はベルトではなくメダル、2020年東京五輪での金メダルです。プロボクサーだからといってオリンピックに出たらいけないなんてことはありません。むしろIOCはプロボクサーの参加を望んでいます。地元の有名プロボクサー(※人気ボクサーではないが…)が五輪を目指すと聞けば応援してくれるでしょう。

ボクシング界はプロとアマが断絶し、半ば対立しています。リオ五輪から解禁されたボクシング競技へのプロ出場も、国際ボクシング協会(AIBA)が独自に立ち上げたプロ団体(APB)の選手に限るという条件をつけるなど、「プロ選手は欲しいが、既存プロと仲良くする気はサラサラない」という対決姿勢を示していました。既存プロ側も「五輪に出る意味はない」「実力差があり過ぎてアマ選手が死んでしまうぞ」「参加した者は今後WBCでは試合をさせない!」など売り言葉に買い言葉。プロアマ間に深い溝が横たわっています。

しかし、どっちが強いか拳で決める前に「どんな評判を身にまとっているか」を吟味する世界において、プロにとっても五輪は決して無関係なものではありません。「五輪の金メダリスト」という評判こそが、試合の価値を高め、対戦相手の質を高め、その選手の物語の価値を高めるからです。フォアマン、クリチコ、アリ、レイ・レナード、ロマチェンコ、デラホーヤ、村田諒太さんも対戦を熱望するゴロフキンなど、メダルを引っ提げてプロとして大成した選手たち。五輪メダル⇒プロベルトぐらい「スゴそう」なキャリアを積んでようやく大金にまで到達する。できることなら金メダルを獲ってからプロのキャリアを始めたいし、金メダリストがプロに転向してきたら殴り倒してその評判をいただきたい。金メダルは大金への特急券なのです。

「プロで対戦してもらえないなら、金メダル獲ればいいじゃない!」

そもそも亀3号は「北京五輪での金」を目標としていたはず。当時は年齢制限によって出場を断念しましたが、もう一度原点に立ち返りましょう。幸い、2020年は開催国として枠があるでしょう。1年くらいの準備時間はあります。タイミングよく日本ボクシング連盟も体制が一新されました。これまでなら門前払いされてカンロ飴でも投げつけられたでしょうが、今なら風向きも変わっているでしょう。

元世界ミニマム級王者の高山勝成さんも、かねてより東京五輪参加を目指していましたが、終身漢・山根明に拒否られてきました。新体制となったアマボクシング界は「自分たちが生まれ変わった」ことを示すために、態度を軟化させるでしょう。その後ろからくっついていって「ボクシング界は変わったんですよねぇ!」「開かれた世界ですよねぇ!」「ワシも東京五輪を目指すんじゃー!」と大声をあげれば、「高山はOKだが亀田はNG」とは言えないでしょう。「うへー、山根を追い出したと思ったら亀田がきた」くらいは言うかもしれませんが。逆にWBCとWBAとWBOとIBFは「頑張れよ!じゃあな!」と気持ちよく送り出してくれるはず。今ならイケる!

↓「再興する会」は山根体制からの一新をアピールするために、きっとこの話に乗ってくる!


もし乗ってこなければ「何も変わってないやないか」と圧力をかければOK!

山根の圧力に屈した連中など、亀田の圧力の前ではなんじゃもんじゃーい!



元世界王者がアマ転向で金メダルを目指す、この話題性には世界からも取材が殺到するでしょう。もしもメダルでも獲ろうものなら、日本国内での評判もグッと高まりまして、世間様からのお赦しもいただけるでしょう。「メダリスト恩赦」じゃありませんが、メダルを獲ったら大抵のことは許してもらえるはず。今井メロさんの弟も平昌でメダルを獲ったら一躍スターです。亀田ボクシングコントの弟だってメダルを獲ったら立派な人物として認めてもらえるはず。そうなれば、もともと知名度や話題性はあるわけですから、風向きもグッと変わって「情熱大陸」とかのオファーもくるでしょう。ずいぶんと遠回りにはなりましたが原点回帰していきましょう!ドサクサに紛れて!

二階級制覇したところで誰も評価しないぞ!目指すなら五輪の金メダル!