柏木由紀「お局ババアとして頑張る」「さっしーとしぶとく」
AKB48の柏木由紀(27)、横山由依(25)、加藤玲奈(21)、岡部麟(21)、向井地美音(20)、倉野尾成美(17)、小栗有以(16)が16日、都内でおこなわれた、AKB48を起用した新作音楽ゲーム(アイア)の記者発表会に出席。同ゲームをアピールする一方で、柏木と横山は、先日発表された元AKB48の前田敦子の結婚発表や、山本の卒業宣言などへの想いを語った。
前田敦子の結婚、山本彩の卒業…柏木は「“お局ババア”としてまだ頑張りたい」
先日発表された前田と、俳優の勝地涼の結婚について話が及ぶと、横山は「すごくおめでたいなと思います。前田さんはずっと(AKB48を)センターで引っ張っていただいていたので、すごく幸せになっていただきたいと思いますし、結婚って本当に嬉しいので、みんなでお祝いをしたいと思います」と祝福の言葉を投げかける。
柏木は「すごく嬉しいお知らせなので、“おめでとうございます!”とメールしたかったんですけど、多分死ぬほどいろんな人から来ているんだろうと思って…結局送れずじまいなのがずっと気がかりなので、何かを通して(祝福の思いが)ご本人に伝わればいいなと」とお祝いの思いを語る。
「何らか結婚の相談はされたのか?」とたずねられると「“おめでとう”も送れなかったくらいですから…」と返し、笑いを誘う。
対して、近日発表されたNMB48の山本彩の卒業についてたずねられると、AKB48の楽曲「Everyday、カチューシャ」で同時期に選抜入りするなど、共に活動する機会も多かった横山は「私自身は寂しさもあるけど、彩ちゃんはNMB48とか48グループのことを常に考えて行動していたので、本人のことだけを考えられるんじゃないかと思うと、ホッとするような気持ちもあります。背中を押したくなるような決断だと思うし、応援したい」と語る。
柏木は、かつてNMB48を一年ほど兼任した際に、同じチームで後輩ながらダンスを教えてもらうなど、山本が力強く支えてくれたことを振り返り「寂しい気持ちはあるけど、さや姉はやっぱり歌が上手で、音楽をやっていきたいという思いを昔から変わらず持っているので、その夢に向かって頑張ってもらいたい。それと『自分が卒業することが、後輩のためになれば』という考えが、すごくさや姉らしいと思ったので、卒業しても自分の夢に向かって、素敵な夢を叶えてくれたらいいなと思います」とエールを送った。
横山由依
一方で今後の48グループに関して、HKT48の指原莉乃が、総合プロデューサーの秋元康氏にたずねた際のことで「“柏木と指原のババアで頑張れ”と言われた」と指原が明かしたことについて、柏木は「27でババア扱いされるのは、やっぱり腑に落ちない部分もあるんですけど」と前置き。
「やっぱりAKBで最年長ですし、まあ自分でも年齢のことをいっぱい言ってきちゃったこともあるので、秋元さんも公認なら“AKBのお局ババア”としてまだ頑張りたいなと思います。グループのためになるのであれば、さっしーとしぶとくいるだろうと」と開き直る。
また指原とは「うちらって、そうやって“ババア”“コンビ”にされちゃうんだね」と話したことを明かし、笑いを誘いながら「まあでもAKBのことについてはよく話すし、まだまだ頑張りたいと思います」とAKBグループのメンバーとして、引き続きの奮闘を誓っていた。
音ゲーマニア・柏木、スゴ腕ぶりに向井地「上には上が」
この日発表されたゲームは、新作音ゲーアプリ『AKB48 ビートカーニバル』。このゲームはAKB48の実際のライブ映像をバックに音ゲーをプレーできるゲームアプリ。ゲーム中で使われている映像は、未発表のライブ映像も多数使われている上に、このゲームに向けて、オリジナル楽曲2曲が用意されるという。
また楽曲の間では、お気に入りのメンバー1人を「推しカメラ」で撮影する、ゲーム撮り下ろしの「フォーカスムービー」も楽しめる。さらにはメンバーのサイン入りグッズが当たるなど、リアルとの連動も予定されている。
向井地美音
「音ゲーが本当に大好き」と、根っからの音ゲーマニアを自称する柏木は、この日はこのゲームのデモンストレーションにてその腕を披露。「“イージー”モードみたいな、簡単なものしかない音ゲーが大嫌い」と強気なコメント。イージーの上段階にあたるノーマルモードを難なくクリアした。
同じく音ゲー好きだという向井地も、ノーマルモードはクリアしたと語るが、それに対し柏木は、高難度のエキスパートモードもクリアしたと告白、「上には上がいますね」と柏木のゲーマーぶりに恐れ入った様子。一方でそれほど音ゲーなどはやらないと語る小栗だったが、「ゆきりんさんがやっているのを見て、やってみたいと思いました。ゆきりんさんがやっているのが、すごく説得力がありましたし」と感心したようだ。
また、東京オリンピックでは競技種目化を目指すe-sportsのひとつとして「このゲームで世界に、みたいな野望は?」と報道陣から冗談っぽくたずねられると、柏木は「え? そうしたらオリンピック選手になれますかね? じゃあ、今からメッチャ一生懸命練習して…」などとコメント、笑いを誘っていた。
左から岡部、加藤、小栗、柏木、横山、向井地、倉野尾
また、このお盆に行った夏っぽいことは? とたずねられると、毎日を忙しく過ごす中で、新潟の海辺でNGT48の後輩らと共に、バーベキューをおこなったことを明かし「完全プライベートで、カメラなんかも回さず50人くらいで。最高に夏でした」と楽しい夏の思い出を振り返る。
対して横山は「高校野球をずっと見てました、楽屋で見ていて。結果やそれにまつわるドキュメントとかを、いろんなメンバーやスタッフさんとかと、その話で盛り上がっていました」とコメント、推し校として、横山の地元である京都の龍谷大平安高校を挙げ「昨日は勝ったので、これからも応援したい。でも球児の皆さんは本当に全員素晴らしいので、どの学校も、球児の方も応援しています」と高校球児たちに向けてエールを送った。【取材・撮影=桂 伸也】
小栗有以
岡部麟
加藤玲奈
柏木由紀
倉野尾成美
向井地美音
横山由依
左から岡部、加藤、小栗、柏木、横山、向井地、倉野尾
左から岡部、加藤、小栗、柏木、横山、向井地、倉野尾
左から岡部、加藤、小栗、柏木、横山、向井地、倉野尾