突然ですが、みなさん朝食は「ごはん派」ですか? それとも「パン派」?「麺派」?
夏休みに海外旅行をしてご飯が恋しくなった人、帰省しておふくろの味と炊き立てのごはんを堪能した人など、さまざまだと思います。

やっぱり「お米」は日本人のソウルフード!

そこで今回は、株式会社さとふるが行なった、ふるさと納税のお礼品としても人気が高い「お米」に関するアンケート調査結果をご紹介します。まずは、朝食にごはんを食べる人が多い県を調査!

朝食はごはん派!都道府県ランキング

岩手県・山形県をはじめ、お米の収穫量の多い東北地方は、朝食にごはんを食べる習慣の地域が多い一方で、近畿地方はその割合が少ない傾向がありました。

1位:岩手県(68.0%)お米の収穫量10位
1位:山形県(68.0%)お米の収穫量4位
3位:青森県(62.0%)
3位:宮城県(62.0%)お米の収穫量6位
3位:長野県(62.0%)
6位:秋田県(60.0%)お米の収穫量3位
6位:群馬県(60.0%)
8位:福島県(58.0%)お米の収穫量7位
9位:宮崎県(54.0%)
9位:沖縄県(54.0%)

朝食にごはんを食べる人が最も多い県は、岩手県・山形県(68.0%)という結果に。そして、青森県・長野県・宮城県(62.0%)が続きます。
一方、朝食にごはんを食べる人が最も少なかったのは兵庫県(12.0%)で、次に少なかった愛媛県(22.0%)を大きく引き離しました。お米の収穫量の多い東北地方に朝食にごはんを食べる人が多く、近畿地方は少ない傾向があるようです。

朝食にごはんを食べる理由として挙げられた回答例は、以下のとおり。

・米農家だから(30代女性/岩手県)
・納豆と一緒に食べたいから(30代女性/青森県)
・朝ごはんは一日の活力になるし習慣だから(60代女性/青森県)
・パンだと腹が減るから(40代男性/秋田県)
・日中に力尽きないようにするため(30代女性/千葉県)

朝食でパワーをつけるために食べているという人が多いようです。腹が減っては……と言いますものね。朝ごはんをしっかり食べるのは大切です!

続いて、家族の中でも意見が分かれることの多い「ごはんの硬さ」について聞きました。

全国的に硬めに炊いたごはんが支持される傾向に

全国的に硬めに炊いたごはんが好まれており、やわらかめに炊いたごはんを好むのは1府3県のみという結果に。

ごはんの炊き方の好みを聞くと、全国平均では硬め(50.0%)、やわらかめ(33.4%)、こだわりなし(16.6%)と、硬めのごはんを支持する人が多い傾向にあり、硬めを好む上位県では硬め支持が6割を超えています。
一方で、佐賀県、石川県、三重県、京都府の1府3県ではやわらかめのごはんを好むことがわかりました。

お米の炊き方のこだわりについては、さまざまな意見が。一部をご紹介しますね。

・硬めのごはんが好きなので目盛りまで水を入れないようにこだわっている(20代女性/山形県)
・水の量は炊きあがりの歯ごたえに直結するので慎重に調整している(40代男性/和歌山県)
・新米、通常の時期の米とで水分量を変え、硬めや、やわらかめのごはんを炊き分けている(50代男性/岡山県)

多くの人がこだわっているのが“水分量”。お米の状態にあわせて加減をしているという人が多数いました。

最後に好きな「ごはんのおとも」についても質問。炊き立てごはんにあわせるなら……あなたなら何を選ぶ!?

あなたが好きな「ごはんのおとも」は何ですか?(3つまで)

納豆、卵、海苔が、大人気! この3つがあれば幸せな朝ごはん♪

1位:納豆(49.9%)
2位:卵(37.1%)
3位:海苔(31.3%)
4位:漬物(23.2%)
5位:鮭フレーク(21.2%)

人気の「ごはんのおとも」上位は、納豆(49.9%)、卵(37.1%)、海苔(31.3%)という結果に。納豆人気は、特に東日本(北海道地方60.0%、東北地方67.8%、関東地方56.1%)で高く、海苔は西日本(近畿地方38.3%、中国地方38.9%、四国地方34.6%、九州地方38.7%)で好まれる傾向があるようです。

「ごはんの硬さ」と「ごはんのおとも」、この二つの関係性を見てみると、納豆支持1位(80.0%)の宮城県、納豆支持2位(72.0%)の群馬県は、ごはんやわらかめを支持する人がどちらも約3割と少数なので、朝食は硬めのごはんと納豆を好む人が多いことがわかりました。

日々食べることの多いごはんだからこそ、それぞれの強いこだわりや好みが色濃く表れる結果となりました。明日の朝はごはんを食べよう!と心が決まった堅実女子も多いのではないでしょうか。

【参考】※ 株式会社さとふる
【調査概要】
実施期間:2018年6月1日〜2018年6月4日
手法  :インターネット調査
実施主体:株式会社さとふる
実施機関:株式会社エコンテ
調査名 :生活に関するアンケート
対象  :全国の20〜69歳の男女2,350人(各都道府県50人)
※本アンケート調査では、日本の人口構成比(居住地)に合わせて、ウエイトバック集計を行なっています。