いま、麺好きの間では、ゴテゴテと具が乗っていない「究極のスープと麺だけ」のシンプル麺が流行っている!

それはイタリアンでも例外ではない!

チーズと胡椒のみで勝負するパスタ「カチョ・エ・ペペ」、その奥深い世界をご堪能あれ。



日本の食材で表現する本場ローマの郷土料理『トラットリア ダル ビルバンテ ジョコンド』

食通の間で注目の街・白金に、この名店はある。

道路を挟んだ目の前には、「東京都庭園美術館」の豊かな緑が広がり、都会らしからぬ開放感のある立地。

この場所への出店を決めたのは「ローマのトラットリアを再現したい」という想いから。



提供する料理も本場を意識し、料理自体の迫力で勝負するローマの伝統的スタイルにこだわっている。

客の目の前で混ぜられ、芳醇なチーズの香りが立ちのぼる「カーチョ エ ペペ」。ローマ伝統手打ちパスタの"トンナレッリ"はもちろん自家製だ。

そして、素材の美味しさを十二分に引き出す炭火料理。ここでは、本格派ながら気取らず、目の前にある料理を心から美味しく食べることができる。



「トンナレッリ カーチョ エ ペペ」ペコリーノとパルミジャーノ、2つのチーズと黒コショウが香るローマ料理を代表する一皿

おおらかであり、かつイタリア料理の魅力が凝縮されているのがローマ料理の真骨頂。そんな料理たちがシンプルな白皿に、ダイナミックに盛られる。

目の前に供される瞬間に反射的に顔がほころび、これから訪れる口福を感じずにはいられない。

その2つが融合しているからこそ、実現した本場ローマスタイルのトラットリア。

現地の風を感じながら、イタリア全土のワインと共に豊かな時間を過ごすことができる。そんな喜びにあふれた空間だ。




黒コショウとチーズのシンプルさが旨い「カチョエペペ」
薪焼き肉×生パスタ×ワイン『トラットリア チッチ・ファンタスティコ』

大人のデートにぴったりなイタリアン『Trattoria Cicci Fantastico(トラットリア チッチ ファンタスティッコ)』。

実はここ、渋谷で人気のイタリアン『Osteria Urara(オステリア ウララ)』の姉妹店なのだ!

『ウララ』と言えば、メニューのないイタリアンで好きなものを好きなだけ、しかも美味しくてリーズナブルだから予約が取れない渋谷の人気イタリアンだ。



その日のオススメ肉から好きなものをチョイスできる「わんぱく盛り」

この店のコンセプトは、「薪焼き肉×生パスタ×ワイン=Fantastic!!」。

イタリアの郷土食である薪火で焼き上げた豪快な塊肉に、イタリア産のワインや、クラフトビールを合わせて楽しむのがここのスタイル。



肉も野菜も、豪快にかぶりつこう!大勢でワイワイ楽しむのもオススメだ

名物の生パスタは必食!

シンプルだからこそシェフの技が問われる「カチョエペペ」は、黒コショウとチーズの相性が抜群の大人パスタだ。

旨い肉とイタリアンが食べたい! そんな日のデートはこの店で決まりだろう。


あ〜、シンプルにウマい!そんな感動を味わってほしい!



熱々のピチを、大きなパルミジャーノ・レッジャーノに入れて絡ませる
『リストランテ ペリーニ アダージオ』の「“ピチ”カッチョ・エ・ぺぺ」

『カメレオン』の跡地、そう聞いてピンとくる人もいるかもしれない。

東麻布の静かな一角に2013年末オープンした、イタリアンエスプレッソのトップブランド『ペリーニ』が手掛けるリストランテ。



手打ちパスタ「“ピチ”カッチョ・エ・ペペ」

日本、イタリア、オーストラリア、ニュージーランドなど各地で研鑽を積んだ東條吉輝氏が腕を振るう。

シグネチャーパスタである“ピチ”は、シェフの修行先であるトスカーナに古くから伝わる弾力ある太麺のパスタ。

20時まではコースを提供、それ以降はアラカルトに変わる。



希少部位のザブトンを約2週間熟成。「オーストラリア熟成牛のタリアータ」

熱々のピチを、大きな「パルミジャーノ レッジャーノ」に入れて絡ませるのはこのお店ならではのもの。圧巻である。




高い天井と東京の街を一望できる景色
“一流ホテルで田舎イタリアン”「アマン東京」『アルヴァ』

開業30年の節目を機に、「アマン」では全世界共通のイタリアン『アルヴァ』の展開をスタート。「アマン東京」にも誕生する運びとなった。



「鰆のグリルと春キャベツ」は2名より取り分けるスタイル(14,000円のコース「収穫」の一品)

店名はラテン語で“収穫”を意味する。これには、山や海での収穫、季節の恵みを活かしたシンプルな料理を提供するというメッセージが込められている。

イタリア産を含む厳選素材を使用し、プレゼンテーションは華美というより素朴で大胆。

例えばメインの魚料理にはローストされた春キャベツが一株丸ごとのっており、それを卓上にてとりわける。よく知る野菜のダイナミックな楽しみ方が新鮮だ。



「ラビオリ カッチョ エ ペペ 黒胡椒とペコリーノ・ロマーノ」(小/1,600円) ※価格は税・サ別

パスタはシェフが20代でイタリアへ渡った際に最初に習ったというラビオリ、「アニョロッティ カチョ エ ペペ 黒胡椒とペコリーノロマーノ」。

ソースはパスタの中に包み込んであり、口に入れた瞬間にプチっと弾け、黒胡椒の香りとチーズの風味が口いっぱいに広がる。

まるでイタリアの田舎のレストランに来たような気分になるが、それが「アマン」というギャップが面白い。そんなディナーをデートで与えられたら、好印象しか残らないはずだ。