A代表も兼任する森保監督は、アジア大会の初戦を白星で飾った。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[アジア大会]U-21日本代表1-0U-23ネパール代表/8月14日/インドネシア
 
 アジア大会・グループD第1節のU-21日本代表対U-23ネパール代表が14日、インドネシアのウィバワ・ムクティ・スタジアムで行なわれ、1-0で日本が勝った。
 
 3-4-2-1を敷いた日本は、GKに小島亨介。3バックは左から杉岡大暉、立田悠悟、原輝綺。2ボランチに松本泰志と渡辺皓太。左ウイングバックは初瀬亮、右ウイングバックは長沼洋一が務め、2シャドーに三笘薫と三好康児。1トップに上田綺世が入った。
 
 立ち上がりから試合の主導権を握った日本は、7分に右サイドの裏を突いた長沼のクロスを三笘がフリーで合わせて先制点を決める。日本は、その後もポゼッション率で圧倒し、1トップの上田にボールを集めてゴールを狙った。
 
 しかし、相手GKのファインセーブもあって、なかなか追加点が奪えない。森保一監督はこの状況を打開しようと、65分に初瀬に代えて板倉晃を投入。板倉に3バックの左を任せ、杉岡を左ウイングバックにスライドした。さらに73分には上田を下げて前田大然をピッチに送り込む。
 
 それでも日本は2点目が遠い。試合終盤に得たFKのチャンスも、三好が枠を外してゴールならず。結局、そのまま試合終了の笛が鳴った。
 
 日本は1-0で初戦を飾ったものの、2点目を奪えなかった攻撃陣に課題が見えた。第2戦は16日、同じ会場でパキスタンと対戦する。