懐かしの「たかじんnoばぁ〜」に似たセットに、「おかべろ」という「せんべろ」(1000円でべろべろになるまで酔うこと)に似たタイトルで、てっきり、いま流行の酒飲み番組かと思ったら、そうではないらしい。この日のゲストの吉本新喜劇座長・小籔千豊、川畑泰史の2人はお水とお茶を所望し、アルコール摂取度はゼロ。
不思議に思って、番組サイトで確認すると、「岡村隆史がおしゃべりでゲストをべろべろに酔わすトークバラエティ番組」とあった。とはいえ、岡村も、もうひとりのレギュラーのロンブー田村亮も、コンビの時は相方(矢部浩之と田村淳)がMC担当だし、そもそもが自分から前に前にと出るタイプではない。酒の勢いでも借りない限り、トーク番組として成立しないのではないかという疑問が沸く。
それでも、よく喋るゲストだったのでちゃんと成り立っていた。阿川佐和子の大ベストセラー「聞く力」ではないが、余計なことを喋らないMCというのは逆に新鮮である。今のテレビはツッコミがMCの番組だらけで、おっかなくってありゃしないが、ボケ2人がMCになるとこうも穏やかで優しい気持ちになるのかと実感する。
途中で、間寛平と村上ショージによる街ロケもある。ベテランの2人がロケに出るというのは珍しい。しかも、2人ともなかなかのポンコツぶりでこれが結構面白い。関西テレビ制作。ゆる〜い感じは関西ならでは。坂上忍頼みのフジテレビは関テレに学ぶべき。(放送2018年8月8日0時25分〜)

(白蘭)