上野由岐子

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12日、ZOZOマリンスタジアムでは、ソフトボール世界選手権の3位決定戦と決勝戦が行われた。3決でカナダを破り、ダブルヘッダーでアメリカ戦に臨んだ日本は、36歳のエース・上野由岐子が中3時間半で2試合249球を力投するも、最後はアメリカに逆転サヨナラ負けを喫した。

すると同夜放送、テレビ東京「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」では、宇津木麗華監督、上野、山田恵里が生出演。まずは番組コメンテーター・中畑清氏から「感動をありがとうございました」と声をかけられた宇津木監督が、「なんか短いような長いような感じがしましたし、選手の起用がすごい難しかった大会でもありました」と今大会を振り返った。

さらに1日で250球近くの球数となった上野について、同監督は「今日一番最初の予定を言うと、(アメリカ戦は)藤田(倭)と上野だった。途中4人のピッチャーの中、浜村(ゆかり)はカラダに痛みがあって急遽ピッチングできないですから、昨日今日のピッチャーの起用を変えました」などと舞台裏を明かす。

また、上野と山田は、それぞれ「今日の悔しさを忘れずに2020年に繋げていきたい」、「たくさんの方に応援して頂いたんですけど結果が出せなかったので2020年は必ず結果を出してみなさんに喜んで頂きたい」と東京五輪での雪辱を誓った他、中畑氏からマウンド上で呟きながら投げていることを質問された上野は、「ボール球をいかに振らせるのかを考えているので、自分に『ボールでボールで、ストライクを入れにいかないで』って言い聞かせながら投げています」と語った。