本拠地でのブルージェイズ戦に先発登板したヤンキースの田中将大

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◆ 3回まで無失点も、4回以降は毎回失点…

 ヤンキース田中将大投手が現地時間10日(日本時間11日)、本拠地でのレンジャーズ戦に先発登板。5回0/3を投げ3被弾含む6失点と踏ん張れず、勝利投手の権利を持たず降板した。

 今季ここまで9勝(2敗)をマークし、日本投手初となるメジャーデビューから5年連続2ケタ勝利のかかる右腕。序盤は走者を出しながらも要所を締め、3回までゼロを並べた。

 しかし0-0で迎えた4回、先頭の3番アンドルスに右前打を許すと、続くベルトレには、外角低めの難しいボールを右翼席へ運ばれた。さらに一死後、6番グズマンにも右越えソロを浴び、1イニング2被弾で3点を先制された。

 続く5回は2者連続四球などで一死一、三塁のピンチを招いたあと、アンドルスに右翼線突破の2点適時二塁打を許した。続くピンチは凌いだものの、この回は被安打1で2失点。田中らしくない内容で5回までに計5失点となった。

 ヤンキースは5回裏、7番ガードナーの一発で1点を返したが、直後の6回表、続投した田中が先頭のグズマンに2打席連発となる11号ソロを浴び、1-6と再びビハインドは5点に広がった。

 田中はここで降板となり、6回途中94球、3被弾含む6安打2奪三振3四球の内容。中盤以降に崩れ計6失点となり、防御率は再び4点台(4.08)へ突入した。