ミラノの名門を支えた2人の英雄が再会へ サネッティ氏、マルディーニ氏のミラン復帰を歓迎
現在インテルの副会長を務めるハビエル・サネッティ氏が、現役時代に長年ライバルとしてしのぎを削ったパオロ・マルディーニ氏のACミラン復帰を歓迎している。
1995年に加入して以降、スパイクを脱いだ2014年までインテルで一筋でプレイしたサネッティ氏。引退後はすぐに同クラブの副会長に就任し、今もなお愛するクラブに関わっている。一方、1985年のプロデビューから2009年に現役を退くまでミラン一筋を貫いたマルディーニ氏は、長きにわたり愛するクラブから遠ざかっていた。かつてミラノの名門クラブの象徴として、チームの絶対的なキャプテンとして伝統のミラノダービーで激突した両者は、全く別のセカンドキャリアを歩んでいたが、先日マルディーニ氏がミランのディレクターに就任することが発表。愛するクラブを支える立場として、2人のレジェンドがサン・シーロで再び顔を合わせる。
さらに「我々は対戦相手として何度も戦った。今はお互い違う役割についたが、彼への称賛、リスペクト、配慮は変わらない。これまでピッチで何度もそうしてきたように、次のダービーで彼と抱擁できることが嬉しい。彼の新たな冒険での幸運を祈っているよ」とエールを送った。