元日本代表MF本田圭佑【写真:Getty Images】

写真拡大

メルボルンを率いるマスカット監督の期待は大きい

 サッカー元日本代表MF本田圭佑が6日、オーストラリア・Aリーグのメルボルン・ビクトリーに入団することが決まった。チームを率いる指揮官は「楽しみで待ちきれない。彼はワールドクラスの能力を持っている」と大きな期待をかけている。海外メディアが伝えている。

 新天地が正式決定した「ケイスケ・ホンダ」。かかる期待は早くも大きくなっている。AP通信はメルボルン・ビクトリーのケヴィン・マスカット監督のコメントを紹介している。

「我々は彼に会って、ここで何をしてくれるのか楽しみで待ちきれない。我々のオファーに対して素早く対応してくれた。彼はワールドクラスの能力を持っているし、ファイナルサードの部分で違いをもたらしてくれるだろう」

 記事では指揮官の攻撃面での期待を伝え、さらには本田の存在がアジアチャンピオンズリーグを盛り上げるだろうとしている。

現地紙は「日本のレジェンド」と紹介

 オーストラリア紙「キャンベラ・タイムズ」も「ホンドーン。(本田が来た)ビクトリーは日本のレジェンド、ケイスケ・ホンダと契約」とレポート。同じく指揮官のコメントを伝えている。

「彼は疑いようもなく非常に大きなタレントだ。彼はいい年齢に差し掛かっているが、サッカー面で楽しませてくれることを期待して彼を獲得した。ケイスケは世界中の人が知っているプレーヤーだ」

 こう話しており、大きな期待をかけていることが伝わってくる。アジアチャンピオンズリーグに出場すれば、Jチームとも対戦する本田。日本に始まりオランダ、ロシア、イタリア、メキシコに続く6か国目での挑戦は日本人ならずとも注目が集まっている。(THE ANSWER編集部)