7月下旬から厳しい暑さが続いていた北海道ですが、昨日(4日)は7月24日以来11日ぶりの真夏日なしとなりました。
さらに今朝にかけては冷え込みが強まり、午前6時までの最低気温は宗谷地方の稚内市沼川で6.1度まで下がりました。
道内で8月上旬にここまで低い気温となるのは2013年以来5年ぶり。2000年以降ではその2013年にしか観測されていないほどの記録的な冷え込みとなりました。

4日前には猛暑日も

北海道では7月下旬から暑さが強まり、先週日曜日の7月29日から8月1日にかけては4日連続で猛暑日を観測しました。
しかし、昨日は7月24日以来11日ぶりに30度以上まで上がる地点がなく、暑さがおさまりました。昨夜には上空1500メートル付近に9月中旬並みの冷たい空気が流れ込み、今朝にかけては各地で平年より気温が低くなりました。今朝6時までの道内の最低気温は宗谷地方の稚内市沼川で6.1度を観測しています。
8月上旬の北海道でここまで低い気温が観測されるのは2013年以来5年ぶりで、過去20年でも1998年と2013年の2年しか観測していないほど記録的な強い冷え込みとなりました。
今朝6.1度まで下がった稚内市沼川では7月29日に統計史上2位となる31.9度を観測する記録的な暑さとなりましたが、わずか1週間後で北海道としても10年に一度の冷え込みとなり、気温の変動が非常に大きくなっています。

今後も低めの気温続く

今日の日中も道北で平年並みの気温になる他は平年より低めの気温にとどまり、昼間でも半袖では風が冷たい地域もありそうです。明日(6日)も最低、最高とも平年より低くなる所が多い見込みで、朝の冷え込みも強まる恐れがあります。
数日前までの厳しい暑さからの急激な気温変化となるため、体がついていかないかもしれません。体調を崩さないように十分な注意が必要です。