森保一監督(撮影:森雅史/日本蹴球合同会社)

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3日、森保一監督は18日から9月2日までインドネシアで開催されるアジア競技大会に出場する、2020年東京五輪を狙うメンバー20人を発表した。日本はまずラウンド16進出をかけて14日19時(現地時間)のネパール戦、16日16時パキスタン戦、19日16時のベトナム戦を戦う。

「記者会見」ではなく「メディア対応」という形で登壇したため、背景にはスポンサーボードもなく、記者からの質問に監督が答えるという形で進行した。オーバーエイジ選手の招集時期について聞かれた監督は「呼ぶのであれば次の大会から呼びたい」と笑顔で回答した後に理由を説明した。

選手はオーバーエイジの選手が加わることで「経験のあるベテランの選手から言葉で伝えてもらう、そして一緒にプレーをして感じる部分もある、背中を見せてもらう」ことで、「経験の浅い選手は刺激を受けて成長する」と期待した。

そして現在の東京五輪を狙う世代の選手は、5月から6月に開催されたトゥーロン国際大会では解消されていたが、「1失点すると短時間ですぐに失点をしてしまう」という「メンタル」の問題を指摘。そのためベテラン選手に「どうやって戦ったらいい」「どういうメンタルを持って続けたらいい」と示してほしいと希望した。

もっとも本当に招集できるかどうかには「いろんな問題がある」と、実現の可能性については明言を避けていた。

【森雅史/日本蹴球合同会社】