錦織圭【写真:Getty Images】

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試合後に公開した画像が反響拡大「これぞ日本ならではという知恵の一例」

 テニスのシティ・オープンは1日(日本時間2日)、男子シングルス2回戦で世界ランク20位の錦織圭(日清食品)が同234位のドナルド・ヤング(米国)を6-3、6-4のストレートで破り、2年連の3回戦進出を果たした。試合後に「雨が降る時」と題してSNSを更新。ゴミ袋をレインコート代わりにまとったシュールな姿を画像で掲載していたが、反応は拡大。3万を超える大反響となっている。

 錦織がユーモアあふれる姿でファンのハートを打ち抜いた。試合後、ツイッターとインスタグラムで公開した1枚の画像の反響が広がっている。

 雨中の熱戦を制した試合後、会場外に立った錦織。レインコートを着ているが、その形が少々おかしい。半透明状で背負ったリュックをすっぽりと包み、雨はしっかりとしのげそうだが、手を出すところがなく両手も中で塞がれたまま。体にぴったりとフィットして歩くにくそうだ。穴から出した顔は、なぜか口を真一文字に結んで可愛らしくキメ顔をしているが、どう見てもゴミ袋だ。

 投稿では「シティ・オープンで雨が降る時」とつづって公開。まるで小学生のようなおちゃめな姿に「これがあなたの新しいレインコートなの?」「今まで見て来た物の中で最も賢い選択」「可愛すぎて悶絶です」「対策が庶民的」とコメントが相次いでいたが、さらに反響は拡大。両SNSのいいね!とリツイートなどを合わせ、3万を超える状態となっている。

「これは必要! ただ階段を降りるのは至難の業だな」「ラケットは髪の毛より大切なんだね」「プラスチック・ミイラ」「日本人だけが成せる業、リスペクト」「これぞ日本ならではという知恵の一例」「日本人だけが成せる業」など海外ファンからもユーモアあふれるコメントが増え続け、日本のネット上ではテニスファン以外にも話題を呼んでいた。

 得意のハードコートシーズンの幕開けとともに活躍が期待される錦織。次戦はデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦するが、コート上では勇ましく相手をなぎ倒す。(THE ANSWER編集部)