画像提供:モエールパブリッシング

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 まさに一大「萌え」ブームがやってきた2005年。さまざまな「萌え」サービスが登場し、楽しませてくれた。当ファンキー通信も、何度萌えをネタにしてきたか! そんな萌え年のトリを飾るのが、モエールパブリッシングから12月中旬発売予定の書籍『萌えわかり! 自衛隊ビジュアルガイド』だ。

 自衛隊の被服(制服など)を萌えなイラストとコメントで紹介したり、主要な装備品(戦車や護衛艦など)を写真とコメントで解説するなど、ちょっとお堅いイメージのある自衛隊が、身近に(?)感じられる内容になっているのだ。イラストや漫画がふんだんに盛り込まれているので、軍事マニアじゃなくても、自衛隊のことが詳しくわかるようになるとか。

 「萌え」と「自衛隊」という、普通ならとうてい結びつかないこの2つを大胆にも結びつけた理由を、著者の堀場さんはこう語る。

 「普段はミリタリーライターとして仕事をしているので、いつかミリタリー系の本を出版したいね〜って言ってたんです。でも、正直言ってマーケットが小さいですからね(笑)。それで流行の萌えを結びつけてみてはどうかと・・・」

 そ、そんな理由ですか!?

 「それだけじゃないですよ。僕が子どものころは、わかりやすいミリタリー入門書がたくさんあったんです。でも、最近はそういったものが少なくなってしまいました。だから、大人から子どもまで簡単に読めるミリタリー本を作りたかったんです。しかもミリタリーにはコスプレ的要素もありますし、実はたくさんある自衛隊の被服を可愛い女のコのイラストを使って紹介したら、自衛隊のことをもっとよく知るきっかけになると思ったんです。自衛隊は何かと話題に上りますからね」

 なるほど、そういえば自衛隊って言葉自体はよく聞くけど、実態はあまりよく知らない。でも、萌えなイラストで解説してくれたら、わかりやすいかも。オレは勉強をしてるんだ!って言い訳もできるし・・・。はっ、イカン、すっかり罠にハマっている気がする。萌え〜!!(梅中伸介/verb)