パリの観光名所・エッフェル塔の従業員が1日、労働条件の悪化を訴えてストライキに踏み切った。営業時間途中で塔が閉鎖されて入場できなくなり、観光シーズン真っ盛りのスト断行で、多くの訪問客に影響が出た。再開時期は不明だという。共同通信が報じた。

エッフェル塔の訪問客は1日平均約2万5千人。その場で入場券を購入する観光客は、長い列で数時間待つこともあるという。従業員側はエレベーターの振り分け方に問題があるとして、仕組みを改善するよう求めている。

パリ・エッフェル塔がストで閉鎖 観光シーズン影響大、再開不明(共同通信)